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パプアニューギニア滞在記(1日目/ネイチャーパーク・マーケットなど)

JENESYS2024パプアニューギニア大学生・大学院生派遣事業に参加し、一週間程パプアニューギニアのポートモレスビーに滞在します!!
滞在期間中に、見たこと感じたことをまとめておきます!


パプアニューギニア到着

2月16日
日本の羽田空港からシンガポールを経由して、パプアニューギニアのポートモレスビーに到着しました。この時期はパプアニューギニアでは雨季に当たるため、かなり温度・湿度が高いです(日本の夏のまとわりつくような暑さが思い出されます)。
空港は、国際空港にしてはかなりこじんまりとしていました。キャッチーでカラフルな部族の写真が多く飾られており、これから始まるパプアニューギニアでの旅の期待を膨らませます。


空港で出迎えてくれた様々な民族の写真

空港をでると、一転、どんよりとした空が広がっていました。また、(朝6時台という早朝であったためかもしれませんが)、アジアの都市で見られるような車や人の激しい往来とは無縁の世界が広がっていました。ホテルに移動後、市内視察を開始しました!

ネイチャーパーク

まず初めに、市内からほど近いネイチャーパークを訪れました。ここでは、パプアニューギニアの持つ豊かな自然を体感することができます。
パプアニューギニアというと、民族の多様性を頭に浮かべる方も多いかもしれませんが、生物の種数も世界トップクラスです。ネイチャーパークでは、カラフルな鳥やワニ、爬虫類等を間近で観察することができました。

ネイチャーパークにいるツリーカンガルー


特に印象的だったのが、森の中にいるフルーツコウモリです。けたたましい声で鳴いており、その存在感は園内でも際立っていました。また、パプアニューギニアで様々なモチーフとして使用される極楽鳥も園内で観察することができます。鳥は囲われた空間内にいるものの、探したり特定することが難しかったため、動物に詳しい方と同行するのがおすすめです!(私たちの場合は、パプアニューギニアに長らく住む方にご案内いただきました、途中極楽鳥の声がするなどと教えてくださりました。)

園内にたくさんいるコウモリ
凄まじい鳴き声です

また園内では、トーテムや、とある地域でヤムいもを収納するのに使用される小屋の縮小版モデルなども作られており、パプアニューギニアの多様な文化にも触れることができました。

どこかの民族の仮面、鳥の羽毛が使用されています

マーケット

青果市場と魚市場を訪問しました。
青果市場は活気にあふれていました。特に子供たちが元気で、カメラを向けると多くの子どもが駆け寄ってきました。大人たちも、ピジン語でこんにちはを意味する「アピヌン」という言葉を多くかけてくれました。訪問した時間の関係かもしれませんが、客と商人の間で激しく価格交渉が行われていたり、客を取り合ったりという場面は見受けられず、商売をする人同士が仲良さげに話しているような雰囲気でした。また、多くの大人が噛みタバコを服用していた(口の中が赤くなっていました)のも印象的です。市場内は活気がありながらも、商売の場としてはかなりゆったりとした時間が流れていたように感じました。

青果市場の様子


青果市場から近い魚市場は、海の上に位置します。入り口には、市場グルメというのでしょうか、海鮮料理を売る女性の姿も複数見られました。場内は、日曜日ということもあり取り扱われている魚の数は少なかったです。しかし、様々な種類の新鮮な海鮮が取り扱われていました。魚市場の入り口では、ビニール袋単体で売る商売が成立していたのも印象的でした。

魚市場、普段はもっと品数も量も多いそう
魚市場の入り口で売っていたビニール袋


二つのマーケットを訪問して、マーケットでの売り手は圧倒的に女性が多かった印象です。小商人としての仕事は家計の中心というよりは、収入の補助的な役割ということなのでしょうか。

スーパーマーケット

市内中心部にある大きなショッピングモール内のスーパーマーケットも訪れました。これまで行ってきた発展途上国のように、物価が激安というわけではありませんでした。しかし、パプアニューギニア産のコーヒーや紅茶(しかもパッケージが可愛い)を買うことができたので大満足です。名産のチョコレートも、スーパーに特設売り場ができており、そこで購入しました。店員さんにおすすめを聞いたところ、クイーンズエマのチョコレートをおすすめしてくれました。

クイーンズエマのチョコレート

パプアニューギニア市内を軽く見た素朴な感想

ポートモレスビーの雰囲気を一言で表すとすると、「理路整然」といったところでしょうか。これまで訪れた南アジアのようなカオスは見られず、落ち着いた雰囲気が流れているように感じます。道路は整備されており、車も車線と交通ルールを守って走っています。人と交流する時も、子どもたちはかなりフレンドリーに駆け寄ってきますが、大人はその場から挨拶してくれる感じです。人々がフレンドリーなのは間違いない(少なくとも日本よりは)のですが、ガツガツ寄ってくるというよりはあくまでも自分のペースで、という雰囲気を個人的には感じとっています。そのため、初めて訪れる人にとっても過ごしやすい空気感だと思います!

#旅 #パプアニューギニア #ポートモレスビー #JENESYS


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