「リーダーシップに出会う瞬間」【読書会参加記録#06】
やばい。また1ヶ月塩漬けにしてしまった。
第7回目の読書会が明日に迫っているので、背水の陣で記録していく。
▼こちらの本の、読書会第6回目に参加した記録です。
ヘドロに突っ込むリーダー
第6章は「コアリーダーになる!」というタイトルの章。
自己主導段階にいる青木さんが、研究会のリーダーを務める中で、意見が対立する場面になった時に「本音・本心」でメンバーに向き合い、コアな願いから、周囲に影響を与えていく。
とはいえ、本音・本心で他人と向き合うのは、怖く感じることでもある。本心が傷つくのは誰だって避けたいからだ。そこを「えいや!」と乗り越えるシーンを、この本ではこう表現されている。
この、ヘドロというのがまさにそうで、それくらい勇気がいることなのをよく象徴している。
その後、青木さんが森尾さんに会い、こんなアドバイスをもらっている。
人にはその時々で向き合える課題の大きさが違う。今は向き合えないと思ったら、後回しにすることだってしていいのだ。でも、ここぞ!という時は思いきろうね、ということ。
心理学的にも、人は心の成熟度ごとに向き合える課題があり、それを飛び級したりはできないそうだ。
自分の価値観をも客体化できるのが相互発達段階
ここから、グループに別れて、シェアタイム。その後の全体の時間も含めて、印象に残ったことを記録していく。
研究会の話は「現実でも起こしたい物語」
相互発達段階とは、自分の価値観を手放すこと、自分自身の価値観をも相対的なものをしてみれること
一つ前の自己主導段階で「自分の価値観はこれ」と思い込んでいるからこそ、他の価値観を受け入れ難いところもあるのでは(葛藤ゾーン)
「心が成長してしまった」という文章があるが、まさに心の成長はいつの間にか感じられるもの
会社の中では目標が決まっていて、いかにそれを合理的に達成するかという組織ではあるが、プロセスがメンバーに腹落ちするかどうかで出力が変わりそう
できるだけコアに触れるような対人コミュニケーションをしたいがどうやってすればいいのか?
→そもそも、無意識にでも自分の中にエゴがいるからそれが難しくなる。その人のコアを見つめ続けて対話する。小学校低学年くらいのその人を思い浮かべるのがコツ?俺理論が出来上がると、それが世界の真理だと思い込んでしまう。その絶対化したものを相対化できるのが相互発達段階。
葛藤とコアな願いを握りしめて進むのが成長。
心理学のモデル図は、「当てはまってる、面白い〜」と眺めるくらいで使うのがちょうど良い。
この本は芯が通ってるから、だんだんメッセージも同じ芯が通ったものを多く感じるようになってきた。それをいかに自分の血肉にしていくかだなぁと改めて思ったり。
次回が最終回。楽しみだ。
▼これまでの参加記録はこちら