ハロー!ブラックデイズ!
高校生の時、新宿の小さな映画館にジャニス ジョプリンの映画を観に行った。
最初は貸レコード屋で見たカッコいいLPのイラストに惹かれただけなのに気に入って毎日毎日聴いていた。
映画ではジャニスが幼少期、鼻がでかい事で虐められていて、イジメっ子たちを見返す為に歌を歌い始めたとインタビューで話していた。
私は子供の時に鼻の穴に砂場の砂を詰めてブーッと飛ばしてみんなを笑わせるのが好きで、毎日やっていたら鼻が静かに膿んで、ある時、鼻柱がバッガーンと爆ぜ、鼻の穴が3つになった事があった。
顔中、血塗れでそれはそれは大惨事だった。
治ったは良いけれど、鼻がデカくなってしまった。
子供の時はよく鼻デカと男子らに囃されたりしたのでジャニスがまるで自分の事のように、なんつーの?自分ゴト化?して(何、この言葉キラーイ!)更に好きになり色々調べて27クラブを知った。
ロバート ジョンソンからジャニス ジョプリン、ブライアン ジョーンズ、ジミ ヘンドリックス、ジム モリスン、(知った時はカート コバーンはまだ生きていた。)が27歳でこの世を去った。あまりにも、ロックスターが27歳で死ぬので、27クラブという言葉が生まれたということ。
わー!こんなに私が大好きなアーティストたちがみんな27歳で死ぬんなら、ぜっーたい私も27歳で死ぬな!と本気で思った。
………はぁ?
ロックスターと並べて自分を重ねるとか、よく出来たな!!とんちきめ!!
でも、本気で思っていたのです。
私は若い時大変にイタかった!イタ子!
27歳で死ぬと思ってたから、たいがい27歳までにしたいことをした。
スペインやアメリカやインドネシアを旅したり、ライブハウスに通ったり、酒をばかすか呑んだり、本や映画を沢山摂取して会いたい人には多少無理でも会いに行った。
でも、私は死ななかった。
死ななかったので、それからずっと余生な気がしている。
私の親戚は100歳超え、または100歳近く生きる人が多い。
それなら仕方ない、私は120歳まで生きてみようと思った。(120歳のお祝いを大還暦という)
閑話休題。
私は大還暦まで生きようとしていたので、大還暦という言葉は前から知っていた。そんな折、浜村凡平太さんという芸人さんが、先月単独で「大還暦」というタイトルの公演をされていた。
素晴らしい構成の上、どのネタも好きだった。再販されることがあったら是非観ていただきたいな。
戻る。
私の大好きな言葉に、高杉晋作の
「おもしろきこともなき世を面白く
すみなしものは心なりけり」という言葉がある。(下句は高杉晋作の作では無いという説多数)
クソみてーな世の中だけど、自分の心の次第でどーにかなるんだよ!!ロケンロー!みたいな意味です。
素晴らしい!
そして今調べた。高杉晋作も27歳で亡くなっていた。
晋作よ!お前もか!
私も出来たら27歳で死んで27クラブになりたかったなー!
でも、しゃーないからね。
死ぬまで生きるそれが理。
晋作も27クラブだよ!って誰かに言いたかっただけなのに、ダラダラダラダラよく書きましたねー。
暇なのかなー!?
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