うまくいかないと悩む選手への声かけ

スポーツメンタルコーチを
していたら
アスリートのいろいろな
相談に乗ることがあります。

さて今日のテーマは、

/
うまくいかないと悩む
選手や子どもたちに
どう声をかけたら
いいか？
\

です。

結論から申しますと、

/
例外を探しましょう
\

というお話です。

ある時、
高校野球のエースの子が
悩んでいました。

/
試合の立ち上がりに必ず
失点してしまうんです。
\

/
どうしたら
立ち上がりが
うまくいきますか？
\

こんな時どのような
声かけをしたら
いいのでしょうか？

今日は
その一つのヒント
について

お話しさせて
いただきます。

立ち上がりが
うまくいく
技術的な方法は

たくさんあると
思います。

しかし、
そのような方法を
試してみても

なかなかうまくは
いかなかったそうです。

そこで
メンタルコーチである
私に悩みを相談して
くれました。

/
そーなんだ、
立ち上がりが
うまくいかなくて
悩んでいるんだ。
\

/
はい、そうなんです。
いろいろ試しましたが
うまくいきませんでした。
\

このような状態
だったのですが、

ある声かけでその選手は
あっという間に

自分の苦手な立ち上がりを
克服することが
できたのです。

その声かけとは？

/
例外探しの声かけ
\

です。

/
えー？
例外ってなんですか？
\

例外というのは、

/
過去１度でも
うまくいった時は
なかったか？
\

という成功体験を
探ることなのです。

このような
声かけをしました。

/
今まで
１回でもいいので
立ち上がりが
うまくいった時って
なかった？
\

/
えー、
うまくいった時ですか？
あーっそー言えば、
昨年のあの試合は
うまくいきました！
\

/
そーなんだ！
うまくいった時が
あるじゃない！
\

/
そのうまくいった時と
今のうまくいかない時と
違いは何だろう？
\

/
あーっ！そうだ、
あの時は・・・！
\

この選手はこの例外から
気づいたヒントで

立ち上がりに
うまくいかないという
悩みを

自分の力で
解決することが
できたのです。

/
例外探しの声かけ。
\

/
今まで１度でも
うまくいったことは
なかった？
\

です。

ポイントは
その選手が成功した

過去の体験の中に
ヒントがあるのですね。

ぜひ
使ってみてください。

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ありがとうございました。