ノリコ✕褒めろ
ボロボロの靴は履き続けている。
「結構わかりませんよ」と同僚は気を使ってくれるが、明らかにボロボロである。1,000円ちょっとの靴であればしかたなかろう。
雨の日、靴を履いている実感が無くなった時が変え時だな。
物を大切にしている方、同類ですね('◇')ゞ
はじめに
「思いっきり褒めろ」とノリコに言われた。
先日の旅行先への同伴者がノリコではなかったらしい。
「あの馬面だろう、そうだろう」と迫られたが、記憶があいまいなので、されるがままの時間を過ごす事となった。
褒める所を探し始める・・・・
ちぎる
ノリコは美しい、どちらかと言えば、ノリコの妹の方が美しいのだが、旦那のイケメン具合を考慮すると、圧倒的にノリコの勝利である。
ノリコはお茶目である。前面に自分を押し出しているように振る舞うが、心の中にいる小さなノリコはいつも、体育座りでじっとしている。元来恥ずかしがりである体育座りのノリコが見え隠れするその瞬間のノリコはお茶目なのだ。
種を明かす。せっかく仕掛けたいたずらも、我慢しきれず明かしてしまう。仕掛ける最中、どんな反応をするかの想像。それだけで満足なのである。実に奥ゆかしくかわいい。
息子への愛。大概の親御さんのように息子を溺愛している。食事の栄養もそこそこ考慮に入れるが、好きな物を優先する。ここ一ヶ月、息子がどれだけのサーモンを口にしたことか。深い愛があってこと成しえる行為である。
夫への愛。素気のない夫に対しても腹を立てることもなく、距離感を楽しんでいる。「浮気したら殺すからな」と時たま激を飛ばされるが、夫が浮気をする可能性があるほどイケメンだからこそ、激を飛ばされていると思い嬉しくなる。すばらしい女性である。
最後に
ノリコを褒めだすと、一生書き続けなくてはならなくなってしまうので、今日はこの辺で終わりにしようと思う。
ノリコはピンク髪で着やせタイプ、気性も激しく言葉も悪い。引っ掻き、蹴りも繰出す。
そんなことはどうでもいい。今のノリコがぼくも息子もとても好きである。