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嫌なヤツの料理法2

前回の続きです。

【イライラで積む徳】

ムカつく相手に執着して
僕たちがイライラしても
誰も「得」をしません。

イライラする相手に時間を奪われる。
イライラして自分で時間を潰している。

イライラするとあとから後悔するような
「痛い」行動を起こしてしまうことがあります。

「あと少しで○○○するところだった…」、
みたいな。

「イライラ=得しない」から、
「イライラ=徳になる」という現実に
シフトしていきましょう。

99%の人はイライラすると
思考が停止します。

冷静な考えが消えてしまいます。
イライラしたとき思い出すべき言葉、
それがこれ、

「私はなんでイライラ
 してるのだろう?」

このシフトが「徳」を積む始まりです。

イライラの根底には
見えてない本質が隠れています。

それは自分の欠点、自分の弱点、
自分のコンプレックスなどです。

ムカつく相手に言われて
胸に刺さるキツい言葉は、
実は相手の言葉を使って自分の中にある
「怒り」のスイッチを押しています。

相手のムカつき、自分のムカつき、
これらを分析することで一歩、
踏み込んだ真相をつかむことができます。

相手(嫌なヤツ)は自分のストレスに
耐えきれず僕たちにグチるのか?

ただ、僕たちをいじめたいだけの
いじめっ子なのか?

自分のことを棚に上げて
発言している悲しい人なのか?

逆にあなたの弱さが
イライラを増幅させているのか?

こんな感じで分析できるはずです。

自分のイライラをこの流れに
持ち込むことができれば、
少なくともあなたにいろいろ言ってくる
嫌なヤツの上を狙えます(笑)

精神的な「上」を狙えます。

こちらの精神が上になると
何ができるのでしょうか?

答えはシンプルです。

自分の非は素直に認めて
相手の目を見て謝る。

これができるようになります。笑

最近、誰かに目を合わせて
ごめんなさいって謝られたことありますか?

誰かの目を見て
ごめんなさいって謝ったことありますか?

そんな僕はといえば、昨日ミスってしまって
上司の背中で越しで「すんません」
って言いました苦笑

素直になる。
素直にあやまる。

この超基本的な動作。
大人になる程、難しいですよね笑

保育園児の子供の方が大人よりも
素直に謝る気がします。

難しいからこそ、精神年齢の
高い人になれるのですね。

相手がイライラしてこちらも
イライラしてくるタイミングで
一度冷静になり、涼しい顔で素直になる。

イライラするタイミングが来たら
「徳を積もう」というモードにシフトする。

もう開き直ってゲーム感覚でやってみる。
(表情は真剣にしておかないと
バカにしていると思われて
さらに怒りを買いますのでお気をつけください。)

イライラするタイミングが来たら、
「徳を積もう」モードになる。
この姿勢で毎日を過ごすことで
流れは一気に変わります。

逆にいうと、回りの人にグチや
ため息ばかりついている人は
「おかあさん!」と甘えている
子供とあまり変わらないのです。

そもそも子供も大人もあんまり変わりません。
「徳」を積むことは子供でもできるし、
学力が低くても、仕事の能力が低くても
「徳」は積むことができます。

中学生くらいのころ、
見た目の評価がイマイチでも
なぜかモテる人がいたと思います。

共同生活が長いと表面(容姿)は
関係なくなってきます。

「得」ではなく「徳」が
力を発揮しだします。

冷静な愛の目で精神年齢を超えていきましょう。
そうすれば相手との世界(関係性)は変わります。

イライラを受け止めて、分析して
自分の弱さや相手を深く見ていきます。

イライラする感情に執着して
相手も自分も苦しみ、損をするか、

イライラの痛み対して
冷静に分析して「徳」をつむか、

どちらを選ぶかは
50/50(フィフティ-フィフティ)。

「するか、やるか今日」
心の呼吸をしていきましょう。


たき

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