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『TUNIC』プレイ日記その15

子キツネがかわいいアクションRPG『TUNIC』をプレイ中です。
ネタバレ満載ですのでこれより先をお読みくださる場合はくれぐれもご注意ください。
(本記事の素敵なカバ―イラストは「うなとと2号機」さんに描いていただきました。かわe!)






















2023年6月7日 

6月7日の日記、これを書くのに2週間以上かかっています。
『TUNIC』をクリアした! という最高の出来事があったのに、なぜか書くことがまとまらなくて。
感動が大きすぎたというのもありますが、それよりもクリア後になお残された謎のせいかもしれないなと思っています。

だけど時間が経つとどんどん書けなくなってしまうから、なんとかクリアまでの内容をまとめてしまいたい。総括は別の機会に。

冒険内容

・まずは井戸の底で取りこぼしていた宝を2つ見つけた。仕掛けの解き方が、大聖堂の隠し通路と同じだったとは。こっちを先に見つけていたら、大聖堂の財宝ももっと早く解決してたかも! びっくりしたのは、宝箱の1つが「黄金のコイン」だったこと。もう既にスロットは5枠埋まってるのに。まさか1枚余るとは。もう1つはポーションのかけら。これでポーションが1つ増えたので、継承者戦をやる場合の頼もしい補強になった。

・いよいよ『黄金の道』の謎に挑む!!
前回の冒険後に考えた案はこちら。

【A案】
一部のページに聖なる十字架ぽいのがあるというのは勘違いで、そもそも現状では必要な情報が表示されていないのではないか?という考え。
つまり、表示させる方法が別に存在し、それが即ち「水に浸す」のではないだろうか。
「水に浸す」というのは「財宝」を獲得するための方法であって、しかも1ページ目が必要だと思ってたのけど、そもそも1ページだけじゃなくてどのページだって濡れるよね。これによって「聖なる十字架」が浮かび上がるのでは!?

このように、財宝のヒントに見せかけてクリアする方法のヒントになっているというのは面白いんだけど、「TUNIC」内でチュニキが水に浸かったとしても、説明書を読んでるのはブラウン管の外側なので、説明書が濡れることは無いのでは? なんても思っている。しかし妖精さんを見つけたら自動的にチェックが入ったという前科実例もあるしなあ。

【B案】
「999データ=黄金の道=ビンゴカードのルート」という考えを一度捨てる。
そもそも今の矛盾を起こしているのは、999データのルートに従うようにしているからではないか?そのせいでどう見ても聖なる十字架が存在しない「9ページ」を見ようとしてしまっているし、左端や右端のパネルを1枚も通過しないというアンバランスな状態になっていることも気づいた。

単純に、該当ページのパズルを配置し、左に抜けるなら左のマスのページを見る。上に抜けるなら上のマスのページを見る。みたいな感じで、「チクタクバンバン」方式に繋いでいくんじゃないか?
ということは抜けた先のページのパズルの始まり部分が、元いたページの方角になっていないといけないよね。そうなっているならば確定。あとでチェックしてみよう。

【A案】はすぐに試せるから、ご近所のビーチで確認。水浴びして説明書に変化がないか確認。


変化しない…

だけどここまでは想定の範囲内!本命は【B案】だ。
12ページ目から確認していく。ここにはずっと気になる図形があったんだ。
12ページは左に抜けていくので、次は16ページ。うすうす気付いていたんだけど、こうやってちゃんと辿ってみると本当に繋がっていてびっくり!!

これまで、「999セーブデータ」の道が黄金の道そのものだと思い込んでいたせいで随分遠回りしてしまっていた気がする。

で、こういう視点で見始めるといままで見えなかったものが見えてくる。本当に不思議。『TUNIC』はこんな体験を何段階も仕込んでくるのが本当に素晴らしい。

それにしても巧妙な仕掛けがあって本当に笑っちゃう。インクのズレとか、液体のシミとかさ~~~。

だけど、この液体のシミはどういう関係なんだろう。「説明書」として元から印刷されていたのなら普通に納得できるんだけど、後から付いたものだとしたら、ゲーム内(TUNIC内のモニターの中)からゲーム外(TUNIC内のモニターの外)に対して侵食する関係があったりするのだろうか。このあたり、世界観の整合性がとれていたら本当にアツいぞ。

そしてここにきて「999セーブデータ」の道!!!!

黄金の道は本当にあったんだ!!

ここは本当に本当に、ずっと固執してきてたから瞬時にわかったぞ!ちくしょ~~!(歓喜)

『TUNIC』討ち取ったり!





さあここだ


あああああああああああーーーーーーーーー!!!!!!

あああああああああああーーーーーーーーー!!!!!!


開いた開いた開いた開いた開いた開いた開いたーー!

そして説明書の表紙を発見。これは当初から予想してた展開だ。(誰でも思いつくと思いますが)

だけどまだここでエンディングではないようだ。

「ある人物を訪れて」知識を共有すべき相手はなんとなく分かる。


剣を構える

だけどちょっと待って。

あ、ちゃんとコミュニケーションが取れていたんだね。「また来たのね、始めましょうか」みたいなやりとりがこれでもあったんだろうか。


ついに訪れたエンディング。

やりきった
やり切った……ちゃんとクリアできるのかどうなるのか分からない不安な日々を過ごしたこともあったけどついにクリアすることができました。

本当に面白かった……「ビデオゲーム」という枠を超えて「ゲーム」そのものを楽しんだという実感があります。

「ビデオゲーム」というのは、一般的にお金を払って遊ぶもので、お金を払う以上は(購入前に対象者を説明していない限りは)誰でも公平に楽しめるべきと考えています。
一方で全ての人が完全に同じスタートラインに立つことはどうしてもできません。かならずプレイヤーそのものの経験や知識がゲームの攻略に影響してしまうんですね。

だけど特殊なジャンルのゲームで無い限り、それを悲観したり不公平だと感じる必要はないと考えています。
「ビデオゲーム」の外の世界が影響してしまうのなら、それ自体全力で楽しんでしまえばいい。分からないことを調べたり、記録をつけたり。こうすることで、現実の世界までそのゲームの一部にしてしまうことができるんです。
人よりクリアに時間がかかるなら、長くプレイできるというのは一つの指針としてお得なのには違いないですし。

何かの理由である「ビデオゲーム」が楽しめていないのなら、楽しめるようになるように自分から全力で近づいてやる!だからお前も面白いところ全部見せてくれよ!
そんな、クッッッソきもち悪いこと考えながらプレイをしていますw

アニメの見すぎか。

これらは単なる自分のポリシーで、自分のお気持ちを開陳してるだけなので、だれかに押し付けているように受け取っていただけないと嬉しいです。
きもち悪いこと書いてゴメンネ。


『TUNIC』はそんな自分にバッチリはまった作品でした。



ノートができた~~~~~!!!!!


さあ終わった終わった、、、という訳にはいかないですよね。

やりきってないよ!!!


ぎゃあーーー!まだ謎が残っている!!嬉しい!!オエーッ


日記14.5と状況が前後してしまっていますが、最後の謎に挑みます!!!


それに、「知識を共有する」とはなんだったのか。
あれを見せて分かることって「これはゲームなんだ」ってことじゃないですか。
あれが救いだったのか、他の別の答えがあるのか、最後の謎に世界の答えが眠っているのに違いない。

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