ネット音楽の過去と現在の考察と近未来予測

ここ2,3年で明らかにネットから世間に出てくる音楽家が増えた
以前はネットでめちゃくちゃ有名になってようやく地上に登りついてたのに
今は足をネットの地につけたまま人気になっている
ネットから世間に出るのではなく、ネットが世間になったのか

流行を作る層がネットで暮らしているから、世間のテレビなどでは「ネット発のアーティスト」として紹介されている
テレビ>ネットだったから「ネット発」と言っているが、あと数年もしたら確実にテレビ<ネットになるので、その言葉も無くなる、
テレビに出てやったんだぞってノリになると考える

以前のネット音楽シーンは、めちゃくちゃ盛り上がってもネット内だけで、一歩外に出たらただの一般人、匿名音楽家、みたいなイメージだけど
現在のネット音楽シーンはそこを路上の様にデビューの場にする傾向がある、だから曲が全部ガチ

本質は全く違うが、シーンの盛り上がりの大きさは同じに感じる

遊び場としてはニコ動がとても優秀だったから前者はニコ動に多い

ネット音楽が人権を得始めると同時にYouTubeの視聴人口が増え、ネットをデビュー地としようと視聴者の多いYouTubeで音楽活動をする人が増えた

今が一番YouTube音楽が盛り上がってると感じる

贔屓してるわけじゃないけど、初音ミクが居なかったらネット音楽シーンこんなに盛り上がってないのは断言できる

5年後はアイドルと並んでネット音楽家が歌謡ショーに出てるかなって思ったけどこの考えが平成だった
令和はネットがテレビより上に立つのでネット音楽家はわざわざテレビに出ない
ネット上でテレビの音楽番組の様なイベントかシステムが出てくる

YouTubeやニコニコ動画、その他ストリーミングサービスが音楽番組の変わりなのかもしれないが、人は複数人で音楽を共有したいと感じるものだ、複数人で音楽を娯楽として聴くことは以上のサービスではまだ満たされていないと感じるため、あと3年以内にはその様なネット上のサービスが出てくるだろう


それに通ずるが「ネット=個人の世界」から、ネットを共有空間にするコンテンツが近年急上昇中だ、VR、仮想空間

VR空間でのコミュニケーションはネットの特性と実世界の集団で物事を共有する特性の2つを合わせ持つ

VRデバイスの性質の向上、価格の低下が行われれば直ぐに普及すると思われる

そしてそれは平成初期のネット文化と同じ様に

令和は仮想空間でのコミュニケーションが普及し、令和の終わりには仮想空間が当たり前になっている

今、一人一台のスマホからネットに繋がっている様に、今後は一人一台どこでも仮想空間に繋がるデバイスを身につけながら暮らすのだろう


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