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美学と革命 Apple創業者に学ぶ

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1.ヒストリー

小学生の時点で高校生レベルのIQを持つが結構な問題児。授業中に花火をする。

13歳の時ヒューレットパッカードの社長宅に直接電話をかけてアルバイトをさせてもらう。

16歳で当時21歳のスティーブ・ウォズニアック(天才エンジニア)に出会う。

高校時代にブルーボックスという不正に無料で長距離電話ができるものをウォズニアックと共同制作し、ローマ法王に電話する。(やばすぎ)

リード大学入学
 宗教や哲学、カリグラフィーを勉強し、必修は全く受けない。こだわりが強く、自分の美学がはっきりしている。
中退する。

アタリという会社に入社。自分を雇ってくれるまで帰らないと言い、雇ってもらう。

当時、Aitair8800というコンピューターキットが売れていたが、ウォズニアックはこれよりもいい物が作れると言い、ヒューレットパッカードとアタリに協力を求めたが商品化を断られた。
その後、独自でApple Ⅰを開発してしまう。

1976年 アップルコンピュータカンパニー設立

1980年 Apple Ⅱが大ヒット。
1981年 IBMパソコン業界参入。

「リサ」「マッキントッシュ」プロジェクト開始。
内部のもめごとでApple退社

1985年Next設立
1986年ピクサー設立 「トイストーリー」をぶち当てる。

NextをAppleに売り込み、Appleの暫定CEOに復帰
パソコンのデジタルハブ化を進める。
iMac
iPod
iPhone
iPad
発売。世界に革命を起こす

56歳で死去。

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2.学ぶべきポイント

 近年での人類最高の偉業といっても過言ではなスティーブ・ジョブズの功績たち。マジで半端ないし、その人生はまさに波乱万丈。やはりAppleから一度追放されているところや、大学の講義の必修を受けないだとか、それらのエピソードを見るとこだわりが非常に強かった性格といえる。

 だからこそ学ぶべきは周りにどういわれても関係ない、貫き通す姿勢にある。現代を生きる我々は周囲に流されやすいだとか、自分の意見を持ちなさいなどそのような言葉をたくさん耳にしているはず。ジョブズほど振りきれとは言い難いが、たとえその言動がマイノリティーだったとしてもブレない芯として確立したものを持つことは、現代を生きる我々にとて必要なことではないか。そのブレない言動が世界に革命を起こすかもしれない。

3.考察する価値観

 GAFAの偉人たちを紹介してきたが、私の中でスティーブ・ジョブズが一番激しさと危なっかしさを感じさせる。ゆえに私はGAFA内で比べるのであれば、ジョブズは一番感覚派だったのではないかと思う。芸術や宗教に興味をもち、日本の禅の文化にも触れている。そんな形を持たないものに関心が強い分、独自の美学が形成されたのではないか。あのiPhoneなどの製品から感じる「なんとなく良い」「なんとなくかっこいい」「使いやすい」がその美学から生み出されたものであると思う。

 さらにジョブズはビジネスの面でも才能があり、ウォズニアックがあまりビジネスに関心がない部分を補い、Appleの製品はもちろんのこと、「ブルーボックス」を高校生のときにジョブズは上手く売りさばいた。さらにあの「トイストーリー」(正確にはディズニーにCGアニメーション映画作成)を売り込むところもジョブズの偉業の一つである。

 独自の美学と革命を起こす才能。稀に見る天才である。ジョブズは己の「美学」という無形の価値を大切にする価値観を持った人物かもしれない。

4.まとめ

 GAFAシリーズ最後に相応しいスティーブ・ジョブズについて今回は書かせていただきました。唯一死去しているという理由もあると思いますが、ジョブズに関するエピソードはここでは書ききれないほど、たくさんあります。是非調べてみて下さいめっちゃ破天荒というか...抜群に面白いのは間違いないです!

 芸術とか美学ってみなさんはどのようにお考えですか?無論感じ方は人それぞれで、個性を表現したりするものなのは間違いないのです。しかしジョブズは自分の感じた良いものを世の中に普及させ、革命を起こしました。これは偶然ジョブズにとって良いものが、我々にとっても良いものだったのでしょうか。絶対そうじゃない気がしてなりません。そこにはどんな秘密が隠されているのでしょうか。そんなことを考えてみるのも面白いかもしれませんね。

 みなさん、GAFAシリーズいかがだったでしょうか。我々はこの4大企業の恩恵をいっぱいもらってますよね。4人のそれぞれの価値観を考察してきましたが、ここでぜひやって頂きたい事があります。この4人の価値観についてまずは考えてみてください。私が考察したものなのでご参考にして頂けるだけで幸いなのですが、大切なのは自分で咀嚼し、落とし込むことです。その中で生まれる自分なりの「答え」「見解」のようなものがあなたの「価値観」となりあなたの人生というパズルをうめる一つのピースになるはずです。

 今回私が書いた内容で学ぶことや、得られる事があれば幸いです。ぜひご自分の価値観と照らし合わせてみてください。ではまた。

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