見出し画像

使命の自覚だけでは足りない Facebook創業者に学ぶ

スクリーンショット 2019-12-19 22.44.36

1.ヒストリー

12歳のマークは歯科医である父の影響でパソコン(当時はそんなに普及してない)を打ち始め、父はパソコンの家庭教師をマークにつける。
間もなくマーク・ザッカーバーグは父の仕事に役立つソフトウェアを開発。(天才)

一年後に家庭教師は「マークについてくのがやっとだ」と言い、家庭教師(大学生)は必要なくなる。(異常)

高校にいくと物足りず、エリート高校に転校する。

高校生のときシナプスという音楽系ソフトウェアを開発。
そのソフトをマイクロソフト社が1億円で買収しようとするが、マークザッカーバーグは断る。(化け物)

ハーバード大学に入学する。
いくつかのソフトを開発後、19歳でFacebookを開発する。
大学を中退。
2004年 Facebook社設立

2006年 Facebookのアイディアは盗難だと友人に訴えられる。65億円の借金を背負う

2012年 当時、社員数13人であったInstagramを約1000億円で買収。(すごい)

2014年 Whats App(世界トップのメッセンジャーサービス)を約1兆9500億円で買収。

スクリーンショット 2019-12-19 22.45.49

2.学ぶべきポイント

 マーク・ザッカーバーグの歴史をみると、ずっとサービスの開発をしている。本当にパソコンで何かを生み出すことが好きなことが分かる。しかもマイクロソフト社の申し入れを断っている時点で、サービスでお金を儲けることは、彼にとってあまり重要ではないことが言える。実際のマークの言葉で「僕たちはお金儲けのためにサービスを作っているのではなくいいサービスを作るためにお金を稼いでいます。」というものがあり、全ては子供のころから続けてきたサービスの開発と提供していくことに集約されているのだ。

 さらに2006年の友人からの訴訟でFacebook自体を廃止にするか、多額の借金を背負う事の2択を迫られるが、迷うことなくFacebook存続を選び、くじけることなく世界の4大企業にまで成りあがっている。普通の人なら裏切りと借金のダブルパンチがあれば精神的に病んでもおかしくないが、マークは好きなことのために、会社を成長し続けた。

 この歴史にマーク・ザッカーバーグの相当な覚悟と使命感を感じる。この使命をやり遂げる力は我々にとっても必要な事である。現代は技術の発展や政治事情が複雑に絡み、不透明なことが多い、すなわち「迷い」やすい時代なのである。こんな時代だからこそ自分の好きなことに向き合い、使命感を持つことは、Facebookの創業者に学ぶべきポイントである。

スクリーンショット 2019-12-19 22.50.57

スクリーンショット 2019-12-19 22.55.18

3.考察する価値観

 ジェフ・ベゾスの回でも卒業式のスピーチを取り上げたが、マーク・ザッカーバーグの母校のスピーチ内容も素晴らしかったので取り上げさせてもらう。
 「自分の使命(目的)を見つけただけでは意味がないということを伝えに来ました。世界中の人々使命(目的)を自覚できる世の中を作ること、これが私たちの世代の挑戦なのです。」
 私はマーク・ザッカーバーグの歴史から学ぶべきポイントとして「使命感を持つこと」と書いたが、マーク・ザッカーバーグはそれだけでは意味がないと言った。マークの言う「世代」とはどこまでを指しているのかは不明だが、「Facebook、Instagram、Whats Appで繋がりの恩恵を受けている人々は少なくとも使命感を持ち、世の中について考え、世の中をもっと良くしていこう」と言われた気がした。
 マーク・ザッカーバーグはFacebookを作り、世の中の多くの人々を繋げた。彼は人々の「繋がり」をつくる使命を感じているのではないだろうか。なぜならInstagram、Whats Appも繋がれるSNSをFacebookに取り込んでいるからである。彼は「使命」「繋がり」という価値を大切にする価値観を持った人物かもしれない。

4.まとめ

 GAFAシリーズ第3弾Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグについて書かせていただきました。彼もものすごい経歴で若くして大成しています。
 日本の特に若者にはFacebookになじみがない人って結構いると思うんですが、あのInstagramがFacebookのものだということを知らない人は多くいるんじゃないのかなーって思います。さすがGAFAの一角ですよね。
 考察する価値観でまたスピーチを取り上げさせてもらいましたが、その内容には「使命(目的)を世界中の人々がどのようにしたら持てるのか」につても述べているので是非調べてくださいね!
 今回私が書いた内容で学ぶことや、得られる事があれば幸いです。ぜひご自分の価値観と照らし合わせてみてください。ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?