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私が明晰夢を見るようになったきっかけの話

 まず初めに明晰夢とは。

明晰夢(めいせきむ、英語: Lucid dreaming)とは、 睡眠中にみる夢のうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことである。明晰夢の経験者はしばしば、夢の状況を自分の思い通りに変化させられると語っている。  Wikipediaより

 私が見る明晰夢は少し変わっている。自分が寝ていると気づいていないというところだ。しかししっかりと動けており、何よりちゃんと記憶に残っている。こういった点から明晰夢を見ていると言っても過言ではないだろう。

 今回は私が明晰夢を見れるようになったきっかけについて綴ろうと思う。

私は、小学生の頃から夢の話をするのが大好きだった。

「今日見た夢は、おでんくんがでててきて!」

「今日は、みんなとプールで遊んでたんだ〜」

「今日はねぇ、、、」 etc

聞いてる側が呆れるくらいに話しまわっていた。

聞いてくれた皆様、感謝しております*_ _)

中学生になると、より一層鮮明に記憶するようになり、高校生になる時にはすでに明晰夢を見られるようになっていた。

夢の中では、自分が想像した展開が起き、更には自分の思った通りにものを動かせたのだ。

こんなやりたい放題で幸せなことがあるだろうか?と思うだろう。

しかし現実はそうとも限らなかった。

自分の思うがままに進めると、寝ている頭でも

「あれ、俺夢見てないか?」

と、悟ってしまい気づいた瞬間に目が覚めてしまうのだ。

目が覚めないギリギリまで自分の思い通りに楽しめた試しは一度もない。。。必ずいいところで目が覚めてしまう。

これは、非現実的なことを即座に疑ってしまう私の性格が原因なのだろう。

高校3年生になった時、ある法則に気がついた。

それは「疲れと寝不足のダブルパンチの時に寝るとその日の夢が必ず明晰夢になる」というものだ。

ある日のこと。私は眠れなくなった。

理由は分からない。しかし深夜の二時を過ぎないと寝れなくなってしまっていた。

その日は、とりあえずベットで横になることで気がついたら眠りについていた。

その次の日も、またその次の日も、、、

体は疲れている。しかし寝ることが出来ない。

そんなある日のことようやく眠れた私は夢を見た。

自分の部屋のベットでかつての恋人と寝ていたのだ。

今思えばなんとも言えない光景だ、、、

自分の腕に頭を乗せながらそっぽを向いて寝ている。決してこっちを見なかった。ずっと寝ていた。

夢の中だったが腕には確かな感触があった。彼女の呼吸、心臓の音、サラサラの髪が触れる感触、全てが腕を伝って脳に刺激を送っていた。

肌に触れて確かめてみた。やはり感触があった。柔らかくてまるで赤ちゃんの肌みたいにスベスベだった。

とても心地が良かった。どこか懐かしくて、優しくて、暖かい。とてもありきたりな言葉だが確かにそこには、ソレがあった。

この夢のクライマックスは、私が彼女を抱きしめようとしたところで終わるという何とも虚しい結末となったが、その日からというもの「疲れていてかつ寝不足状態」になると必ず夢の中で動くことが出来きるようになった。

これが私が見つけた「※明晰夢を見る法則」である。ぜひ気になる方は、疲れきった日に夜遅く寝てみて欲しい。きっと自由自在に動き回って、楽しさの絶頂に達する手前で目が覚めるだろう。是非ともやってみて欲しい。

追記:※カフェインを摂るとより一層俊敏に動けるようになるかも!

※個人差あり

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