見出し画像

ストレス耐性

新聞にオーバードースについての記事が載っていました。薬の過剰摂取です。市販の風邪薬、医師から処方される睡眠薬などを大量に飲み続け、依存する人(特に若い世代)が増えているようです。気持ちを楽にするための睡眠薬・風邪薬、気持ちを上げるための眠気覚ましと、理由はそれぞれ。新聞にはかなり極端な例が載っていましたが、オーバードースではないにせよ、薬を服用してストレスに対処している人も多いのではないかと推察します。しっかり専門医の診断を受けて、適切な薬を処方されるなら、悪いことではありません。不安の多い社会で、ストレスとどう向き合っていくか、これからの大きな課題だと思います。

私は専門家ではありませんので、一意見を書きたいと思います。ストレス自体は悪いことではありませんね。適度なストレスは成長へのエンジンになる。ノーストレスな生活などありません。問題は強いストレスがかかった場合にどう対処するか。まずストレスから逃げるか、対峙するかの選択です。逃げるというと「負け」のようですが、そうではありません。戦術的には大いにありです。苦手な人物とは距離をとる、転職するなど。しかし毎回逃げていると選択肢がなくなります。そこで対峙することを考えます。

対峙の方法は大きく二つ。ストレスの根本原因を解消するか、ストレスを受け入れて耐性をつけるか。前者は論理的な問題解決です。いらいらする、落ち込む、などの根っこにある原因は何か? 意外にシンプルなものだったりします。誰かに相談することでヒントが得られる場合も多い。後者は訓練です。ストレス耐性をつけるためのトレーニング。これは簡単ではありません。持って生まれた性格もあるでしょう。時間もかかる。少々のことでは動じないメンタルができればGood。ではどうしらよいか? すいません、ずばりの解答は持っていません。しかし多くのアドバイス、書籍が出ているので参考になるでしょう。結局、問題解決(局所)と耐性訓練(中長期)の掛け合わせです。薬に頼らずストレスと付き合っていきたいですね。

いいなと思ったら応援しよう!