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煙を吐いてる遊園地

好きなバンド紹介 #1

長ったらしくてくさい文章が続いたので好きなバンド紹介でもしてえな〜と思っていたらまたさらに半年経っていました。どうも先延ばしの権化です。やっと書く気が起きました。

軽く酔ってて暇だとやっぱり文章書きたくなりますねー。だいたい朝起きてなんやこれと思って編集しますけどね。ということで読んでくれたら幸いです!最後にプレイリストも置いとこうと思うのでぜひ。

〇〇発の何人組バンドで〜〇〇年に〜とか細かいことは書かないつもりなので気楽に読んでください(こっちが気楽に書きたいだけ)!!!

そんな大好きなバンド1つ目は、、

赤い公園Official Websiteより引用

赤い公園です!解散しちゃってますがもうほんとに大好きなバンドです。

大学入るまではSpotify無料会員だったので、6回スキップしたらあとは広告混じりのプレイリストに従うというのが俺流のやり方で(卑しい)、友達がApple Musicを使ってるのを羨ましいと思いつつも、新しい曲にたくさん出会えていたことは確かです。なんならApple Music使ってる今よりもたくさん出会えたので、それも良かったなーと思ってます。

そんな感じでまず流れてきたのが『消えない』という曲です。イントロのギターのカッティングからめちゃくちゃ惹き込まれて、その頃は出来もしないのにエアギターで合わせてめちゃくちゃカッティングしてました。クソ恥ずかしいけど実際コピバンで弾けたのでオールオッケー。

この曲はベースがめちゃくちゃ動いて超かっこいい。コピバンしてわかりましたがドラムも超むずいらしいです。ギターもカッティングが気持ちいい音を作るのが超楽しかったです。

あんまり音楽理論とかに詳しくないので変に色々書けませんが、ギターの津野米咲さんはものすごいギターリフを考えるなあと聴くたびに思います。繊細で不思議なコードやリフがたくさん出てきます。若くして亡くなってしまったようで、僕はその後に赤い公園を知ったので生で見ることはできませんでしたが、映像を観る限り、どこか儚い雰囲気を持っていた印象が僕の中ではあります。

他にも、『Highway Cabriolet』という曲も大好きです。MVも不思議で魅力的なので是非。普段歌詞をあまり聴かないタイプなのですが、曲の中の

Highway Cabriolet 二人を乗せて
果てまで泳いでく遊覧船
目を光らせたガイコツも呆れて
煙を吐いてる遊園地

『Highway Cabriolet』より

という歌詞を初めて聴いた時、まるで小説みたいな、不思議な世界観にものすごく惹き込まれました。『煙を吐いてる遊園地』ってなんだろう。普通に生きてたらそんな言葉思いつけません。曲名からもそうですが、車に乗って夢の中を旅するような、そんな幻想的な曲です。空間系サウンドたっぷりなのもこの曲の雰囲気を作り出しているように感じます。

他にも、『yumeutsutsu』という曲は恐竜の鳴き声みたいなイントロがカッコ良すぎるし、『pray』という曲はMV含め泣けます。誰かのことを想って書かれた曲なのだろうと思います。てか曲を言葉で説明してもあれなんで、聴いてみてくれたら嬉しいです。

赤い公園は1度ボーカルが変わっており、変わる前と後では曲の雰囲気は大きく変わっています。ボーカルの方が変わる前の、『絶対的な関係』や『NOW ON AIR』も好きですが、直近のアルバムに好きな曲が多いです。変わった後のボーカルの石野理子さんが自分と同じ大学の三つ上の先輩だったことを卒業式の日に知って、それはそれはびっくりでした。1回くらいキャンパスですれ違っていたかもしれないと思うと、話してみたかったなと思います。

1曲1曲、まるで小説のような世界観を歌詞、そしてサウンドを用いて繊細に表現していた津野米咲さん。赤い公園の楽曲すべてが、この人だからこそ作れるものだったように思います。この人の言葉、感覚がこのバンドの曲を通して今も残っていてよかった。繊細な人だからこそ、多感で、思い詰めることもあったのかもしれません。とにかく、ギタリストというより一人の人間として大好きな方です。

津野米咲さんの紹介ばかりになってしまいましたが、ボーカルの石野理子さんは現在もAoooというバンドで活動を続けています。また、ドラムの歌川菜穂さんは後々紹介する僕が大好きなバンド『THE 2』のドラムとして活動していました。これも驚きです。ベースの藤本ひかりさんも、粗品さんのバンドに参加するなど、皆さんそれぞれの道を進んでいるようです。noteもやっているのでぜひ読んでみてください。

これからも一生聴き続けるバンドの一つの紹介でした。

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