
フェンシング GP、女子フルーレ個人•上野がベスト8に進出! ルール誤認発生...再発防止へ注意喚起
男子フルーレ、女子フルーレの
※グランプリ大会、同時に
男子エペ、女子エペの
※ワールドカップ大会が開催された。
※ワールドカップ大会・・・
年5回、個人/団体ともに開催される
※グランプリ大会・・・
年3回、個人のみ開催される。世界ランキングの
ポイントはワールドカップの約1.5倍となる
男女フルーレGP
(中国/上海)
期間:2023/5/19〜5/21
女子個人において上野優佳がベスト8に進出した。
R64で同じ日本チームの辻すみれと対戦。
互いに譲らない試合展開となったが
5ー5の状態で対戦時無意欲のルールが適用。
辻に対しPブラックカードが付与され
上野の勝利となった。
試合時の映像が確認できなかった為
どの項目が適用されたかは不明であるが
従来のルールである
Pレッドカード2枚→Pブラックカード
現状ではここから
Pレッドカードが1枚削除された部分の
ルール誤認と推測される。
本来、対戦時無意欲の効果とは
試合を円滑に進めるためのルールであり
Pブラックカードが出る事象は
どちらかがルールを誤認している状態以外生じにくい。
また同国同士での対戦となった場合、
ベンチに誰もつかないため
選手自身のルール把握がより重要になってくる。
改めて過去、原文より示した下記ルール内容を確認し試合に臨んで欲しい。
その後上野は中国、カナダの選手に競り勝ちベスト8に進出。
準々決勝の相手はTHIBUS(フランス)。
15ー10で敗退し最終順位は5位となった。
また東晟良も日本人対決を制しベスト16に進出している。
男子個人において今回は苦しい結果に。
本戦トーナメントに8名の日本人選手が進むも
松山恭助と飯村一輝のベスト32が最高位となった。
ベスト16への壁を破れなかったものの
飯村は初戦R64において
格上でベテランのLEFORT(フランス)に勝利している。
こうした若手選手の活躍は
日本フェンシング界を盛り上げていくことだろう。
詳細の結果↓
試合の映像(全試合は上手く見られない状態です。。。)
https://www.zhibo.tv/profile/pmyvideo/n/10050/tag/2
男子エペW杯
(トルコ/イスタンブール)
期間:2023/5/19~5/21
団体戦においてベスト8に進出した。
メンバーは加納虹輝、見延和靖、古俣聖、松本龍。
R32でエストニア、R16でドイツに勝利し順調にベスト8へ進出。
準々決勝ではライバル国の韓国と対戦。
新体制の韓国相手にリードを奪うことができず、
そのまま流れは韓国に。
5点差で最終セットに渡り、点を取り合うも
巻き返せず33ー42で敗退。
その後順位決定戦の結果
最終順位は6位となった。
今大会では日本と同じ大陸カテゴリーの
カザフスタンが優勝、日本に勝利した韓国が3位という結果に。
日本にとっては少し苦い団体戦の結果となった。
個人戦は4人が本戦トーナメントに進むも
加納虹輝のベスト32が日本人最高位と
厳しい結果となった。
詳細の結果↓
試合の映像↓(Youtubeチャンネル)
İstanbul Men Epee World Cup
女子エペW杯
(アラブ首長国連邦/フジャイラ)
期間:2023/5/19~5/21
個人戦において佐藤希望がベスト16に進出した。
R64を一本勝負で勝ち上がり
R32では世界ランキング上位のMUHARI(ハンガリー)と対戦。
15ー13と競り勝ちベスト16へ。
R16の相手は世界ランキング1位のKONG(香港)。
11ー15で敗退となったが、アジア選手権前にKONGと当たれたことは
大事な機会であったと思われる。
詳細の結果↓
全試合の映像↓(Youtubeチャンネル)
Epee Team WC Fujairah 2023
今後のスケジュール
2023/6/2~4
女子フルーレ ワールドカップ(ジョージア/トビリシ)
2023/6/17~22
全種目 アジア選手権(中国/無錫)
種目日程等詳細(invatition)
パリ五輪選考状況はこちら
https://note.com/uyama_esrelier/n/n2f34905381cf