習慣と刺激 2021/08/14

日記を始めて一週間が経つ。意外とできるもんだな、というありきたりな感想を持った。思考して、それをアウトプットすることはまあまあ得意なので、苦ではない。習慣化することは苦手かもしれない。毎日同じ生活ができる芯の強さを持っていないから、しっかりと自分のルーティーンを持つ人間に嫉妬さえ覚える。私だって、朝6時に起きてカーテンを開け、トーストを焼く間に顔を洗ってからお茶を入れたい。理想は思い描けても、実行するのはとても難しい。そんな私でも夜、ぐうたらしてる時にスマホを開いて日記をしたためることを一週間続けられた。少し成長した気分だ。この先も続けられたらいいが、自分には、期待しないでおこう。

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朝10時くらいに起きて、鰹節と醤油をかけたご飯をかき込んで、また寝た。よくある最近のパターンだ。だいたい昼過ぎに起きて昼飯を食べて、また寝てしまうか、ぐうたらしながらも起きていられるかの二択。今日はうとうとしてたから、中間か。今日は生産性がないよなあ、とか思いながら布団の上で瞼をゆっくり開閉させている午後、怠惰な時間。意外とこの時間は好き。でも後で今日はなんもできなかった……になるから、過ぎれば好きじゃない。やるべきことをシャキッとやれたら、一番気持ちいいし、自分を好きになれるんだろうな。

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松井玲奈の「カモフラージュ」という短編集、最初の二話を読んだ。一つ目は恋愛、二つ目はホラーだった。いろいろなものが書ける人だ……!と感心した。普通に内容も面白い。ただびっくりするような展開はなかったから、少しだけ物足りなかった。私はびっくりするような想像しなかった展開が好きだから、ゆるやかに進む物語に少し退屈を覚えてしまう。しかし二話読んで、描写はとても上手だと思ったので、この後もどんな話が待っているか楽しみだ。

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