怖くて二次創作ができない
最近、オタクたちのルールに関する話題をよく見る。
私は腐女子だから、その周りのことしか分からないけど、暗黙の了解が多すぎる。
それなのに人の二次創作に文句をつける人も多すぎる。
そういうのを側から見続けていたら、『二次創作をしたい』という気持ちが起きなくなってきた。
好きなものを好きと言って、嫌いなものを嫌いという権利は誰にでもあるが、好きなものを好きなように表現する人に、「私はそれが嫌いだから見せるな」とか言うのはどうかと思う。嫌いなものを見ないために、規制を求めはじめる人もいる。これを続けていけば、『嫌いな表現をしている相手』だけが困るだけではなく、全ての表現が萎縮しはじめると思う。それが私は不安でたまらない。人の想像力を、私的な規制の圧で失うのは恐ろしい。
過激な表現を見て、『真似する人がいるかもしれない』
これは間違いではないが、本当にそれだけの理由で、すべて規制して良いのだろうか、と思う。
過激な表現を見せないことより、創作と現実の区別を教えることが大事なように感じる。
それがわかった上で真似をする人は救えないかもしれないが、区別ができればだいたいの人は真似しないのではないか。
だんだん話が大きくなってしまった。自分勝手に好き嫌いで相手を迫害するような人が目に見えるようになってきて、私は二次創作をしたくないと感じる。そう思う人が他にもいるかはわからないけれど、同じ人がたくさんいたら、二次創作は廃れていくかもしれない。
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