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BOCCO APIをつかってみよう!-ESP32と定型文ボタン-
BOCCO APIがESP32でつかえるようになりました!
本記事はこんな人向けです!
・BOCCOとマイコンをつかって何かものづくりしたい人
・熱烈でBOCCOのことを知りたくてたまらない人
BOCCOは開発者向けのAPIをつかうことで、BOCCO に自由な言葉をしゃべらせたりデータを取得したりすることができます。
これまで、node.jsやswift、マイコンでいうとESP8266に対応したライブラリがありました。
電子工作が好きな方ならESP32はご存知かもしれません。
安価でWiFi、BLEもつかえて、IoTっぽいものづくりをするときには欠かせないマイコンですね。
現状、こんなことができます
APIをつかうとBOCCOを発話させることができます。
BOCCO APIの導入
BOCCO API の申し込みはこちらから行ってください。
ライブラリの使い方はこちらに記載しています。
手順通り、Arduino IDEにライブラリをインストールしてみましょう。
こちらのライブラリはESP8266のライブラリをベースに、ESP32用にアップデートしてみました。
使い方を考えてみる
まず使い方として、定型文を物理的に送信して発話させてみます。
ESP32にボタンをつないで、各ボタンに発話内容を割り当てます。
すると、下記の動画のようになります。
今回使用したコードはこちらにあります。
ボタンの数を増やせば、定型文の種類も増やすことができますね。
こんなときにつかえそう
定型文がつかえると、普段によく言いそうなことを簡単に伝えることができますね。
リモートワークのとき
書斎で仕事しているときに、「お腹が空いたし、そろそろご飯が食べたい。」と家族に伝えたり。
祖父母の近況を確認するとき
「今日の調子はどう?」と伝えたり。
定型化できるところを、そうしてみて、より気軽に話しかけてみるのもよいかもしれません。
おわりに
今回は簡単に定型文を発話させるボタンをつくってみました。
BOCCOと連携したセンサには、振動センサ、鍵センサ、部屋センサがあります。「こんなことを通知させたい!」となったら、BOCCO APIとマイコンをつかって何か試作してみると良さそうです。
また天気情報や地震情報の通知などをしてくれる機能もあります。
他にも「こういう情報を手軽に通知させたい!」となると、公開されているWEB APIとBOCCO APIを組み合わせてみると良いでしょう。
次回は、WEB APIと組み合わせて何かつくってみたいと思います。