新米UXデザイナー:UXデザイナーを目指した経緯
こんにちは。
2年前にUX(ユーザーエクスペリエンス)と出会い、
UXデザイナーを目指し奔走し、
今秋、念願のUX職にデビューを果たしたMayと申します。
日々分からないながら、学び、悩み…を繰り返し、本当に少しずつではありますが一人前のUXデザイナーに近づいていければと思っています。
UXのコト、UXに強く関係するマーケティングのコトなどなど
学んだことをどこかでアウトプットしたい思いから、1週間から2週間に1回程度を目標にNoteに記していければ…と考えています。
今回は簡単に、なぜ私がUXデザイナーの興味をもったのかを記していけたらとおもいます。
目次
UXデザイナーとは
米大手IT企業のUXメンターとの出会い
UXデザイナーデビュー
1.UXデザイナーとは
そもそもUX(ユーザーエクスペリエンス)とは何かというと、
説明する人によって多少の言葉のゆれはありますが、、
UXとは、実際に存在するモノ、ウェブサイトなどインターネット上のもの問わず、ユーザーが商品やツールを通じて得られる「体験」そのものを、UX(ユーザーエクスペリエンス)といいます。
それでは、そのUXに「デザイン」がついたUXデザインは何かというと…
製品やサービスについて、それらを認識することから使用後まで、人によりそった体験を届けられるようにデザインしていくことがUXデザインとなります。
たとえば、とある「〇△お茶会社」が「新作のペットボトルのお茶」を販売するとしましょう。
その製品をユーザー(消費者)に気づいてもらう(イベント、CM、商品陳列でなどなど)ことから、そのお茶を飲み終わるまでの、一連の「体験」をデザインすることです。
これはウェブサイトでも同様で、このお茶の例でいくと
「〇△お茶会社」のホームページ上に、この新製品を紹介するときに「どのページ」に「どのような配置」で「どのように購入」でき、「配送はどうなのか」といった一連の「体験」の情報をデザインすることが考えられます。
体験によりそうデザイナーのことを「UXデザイナー」とよびます。
2.米大手IT企業のUXメンターとの出会い
私がはじめてUXに出会ったのは、2021年にアメリカのシアトルに住んでいた時でした。
シアトルは、AmazonやMicrosoftの本社があったり、GAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)をはじめ、多くのテック系企業が集まっている都市です。
その中で、GAFA系企業で働くUX デザイナーさんと出会いました。
後の、人生初のUXメンターさんとなるその方から、「UXとはなにか」「UXデザイナーとしての楽しさ、やりがい」について教えていただきました。
メンターさんとお話している最中に、デッサン帳をだして「試しに、動物園の駐車場の精算機のUXデザインを実際に考えてみようか」といってアクティビティをしました。
スクリーン上のデザインに早速取り掛かろうとする私に対し、メンターさんはいくつかの質問を投げかけてくれました。
「ユーザーにはどんな人がいて、
誰が(家族ずれ、恋人、ひとり?)、
どんな状況で(何時間駐車する?グループが複数できていたら?)、どんな方法で支払いたいんだろう?」
その時、スクリーンをどう見やすくしようかということで頭がいっぱいだった私は、UXでの大切な気づきをえました。
UXデザインとは「サイトを美しくする」ことが真の目的ではなく、ユーザーにとって障壁なくきもちよく使ってもらう「体験をデザイン」することが目的であるということです。
メンターさんは忙しい中、毎週末カフェで勉強会を開いてくださり、半年ほどかけて、たくさんのことを学ばせていただきました。
メンターさんとの毎週の勉強会と並行して、オンラインで受講ができるUXデザインの授業も受講しました。
英語での開講になってしまいますが、Couseraというオンライン授業を行うプラットフォーム上にあるものです。
制作元はGoogleで、UXデザインを知らない方でも理解ができるように、非常に丁寧に解説してくれます。
金額は、毎月$49.99 (6,000円くらい)で,自分のペースで進められます。
実際の学校に行くよりは、かなりお値打ちになっていると思います。
私は毎日帰宅後に1〜2時間くらい受講して、半年ほどでコースを修了しました。
また、このOnlineコースについては詳しく別の記事で書いていければと思います。
こうして、「メンターさんとの週に一回のUX勉強会」と「オンラインのUX受講」で、UXについて少しずつ学んでいきました。
3.UXデザイナーデビュー
こうして、UXについて学び始めてから、実際に仕事にしてみたいという思いが芽生えました。
この地点ですでに日本に戻っており、日本でUXデザイナーとしての応募要項とにらめっこする日々が続きました。
しかし、応募の多くは「2年のUXに関する実務経験」を求めるものが多く、自身にはそれがないため「UXデザイナー就職」が難しいと判断しました。
そこで、「UXチームを抱える会社に対して就活をし、総合職として採用された後に、会社内でUXチームに異動する」という作戦を取りました。
入社後は「UXのチームにゆくゆくは配属されたい」という思いを上長に伝え続け、今秋に念願の「UXデザイナー」ができる部署に配属となりました!
2021年にUXと出会ってから、早2年がたっていて、念願のUX配属に対して非常に感動しました。
現在、念願のUXチームに配属され、刺激が多い毎日をおくっています。
これからのUXに関する学びを1〜2週間に1回程度を目標に、記していけたらと考えています。
もしよろしければ、お付き合いください。