10分でわかる デザイン思考 (使い方編)
10分でわかる デザイン思考 (使い方編)
忙しい人の為の10分で分かる明日から使えるデザイン思考(使い方編)
デザイン思考とは何か?
これは、不確実性が高い現在の世の中で、どうやって最後まで泳ぎ切るか?の課題に対して、デザイン思考を思考を知っておく事で
イノベーション起こしたり、イノベーティブな商品を開発、普及する際に知っておくと便利な考え方です。
今回はデザイン思考を10分で解説し、皆さんが思い描いた未来がほんの少しでも明るくなる様に願ってます。
まず、前提条件としてイノベーションは 画期的なアイデア だけでは成功しません。
画期的なアイデアであれば、それが無条件に社会に受け入れられるなんて事はありません。
こう言ったアイデアさえあれば社会で成功するって言う考え方が如何に幻想であるかをデザイン思考は教えてくれます。
例を挙げると、グラハムベルは電話を世界で初めて開発しました。電話は現在世界中で復旧しており、我々の生活にはなくてはならない商品です。
しかし当時のベルの電話の発明なんて大手の通信機器メーカーだって取り合ってくれず、ベルの発明は殆ど意味がありません。
ここから分かる様に、如何に画期的で革新的、イノベーティブなアイデアであっても、アイデアだけでは糞の役にも立たないのです。
ベルの電話ですらそうなのですから、貴方のアイデアなんてアイデア段階では殆ど意味を成しません。
さて、イノベーションが起こるには大きく分けて3つのステージがあり、全部のハードルを超えて初めてイノベーションが起きます。
1、アイデア
↓
2、試作品
↓
3、普及
と、アイデアを目に見える形にして(試作品を作って)
それを普及させるまでしないと、イノベーションは起きないのです。
上記電話の場合は、試作品をベルが開発し、それを大手の通信メーカーに買ってもらおうとした所、お断りをされました。
そこで仕方なく自分で会社を設立し、ベル自身が普及のプロセスをやり切る事で、現在の電話が世界中で使われる様になりました。
と
デザイン思考という考え方において、イノベーションとは結構、というかかなり泥臭い行為なのです。
要するに、商品を普及までしなければならないわけですからね。
さて、デザイン思考では
物は増えれば増える程、満足度が低下します。
要するに
すごくチロルチョコが好きだとしても、一個目が一番満足度が高く、二個目は一個目よりも満足度は下がりますよね。
十分チロルチョコを食べたら、別にもうそんなにチロルチョコが好きでも暫くは食べなくても良いですよね。
と、物余りの現在は、物(商品)中心では商売の満足度を維持するのは非常に難しくなります。
なので、デザイン思考を使ってアイデア中心の、アイデアを形にする様なイノベーションが必要なのです。
ではどうすれば良いのか?
と言う事で解決策を教えます。
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