【🇮🇹イタリア校⑨】進路について少し変わった視点から考えてみた

　Ciao! お久しぶりのポモドーロです。今日は、ちょっと頭の中にある自分の考えを言語化しようと思って書きに来ました。なので、イタリア校の紹介とかヨーロッパ旅行記とかを期待していた方は、さっと見てくれたらなと。（秋のプラハとウィーン旅行記のPart1以降、必ずいつか書きます。まだ記憶は新鮮です。）
　というわけでとりあえずなにを書くか。まあ最近悩んでることの１つとして、進路があるのでそれをダラダラと書いて、頭の中軽く整理しようかなと思います。

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未来に支配される今

いきなり、話題に反すること言うと、進路を考えるのは、まだ正直早いと思う。いや、早いというより、考えるべきじゃないの方がしっくりくる。

なぜなら、今自分が、UWCというチャンスに溢れたこの場所を100%楽しむことができていないからだ。

ここ、UWCには、もう少ししたら卒業してしまう2nd year（先輩たち）と深いトピックについて喋って、議論して、たまには対立して、友達と遊びに行ったり、ちゃんと勉強したり、今を楽しくがむしゃらに生きることのできる環境が用意されている。

なのに、今の自分は、未来のこと（主に大学受験）に意識を取られて、勝手に悩んで、1秒1秒自分を待つことなく進んでいく「今」を精一杯生きれてる気がしない。

今を精一杯生きれない人生、意味があるのだろうか。

少なくとも自分はそうは思わない。

もちろん、進路を考えることは人生において大切だし、巷でも海外大受験は情報戦で、早くから動いた方が受験を有利に進められる！っていう考え方が普通だ。

そりゃそうだ。

早くから戦略を立てることで、受験準備に時間を十分にさくことができるし、自分という存在を早くから見つめ直し、振り返り、自分がどのように社会に貢献できるのかを、考えるのは役に立つ。

じっくり考えることで、学部選択のミスマッチを防ぐことができたり、本当に自分が進みたい道を選びやすくなるかもしれない。

自分が留学前に在籍していた学校でも、比較的早期から進路指導が行われていて、常に自分の今の選択が未来の自分につながっているという意識を持てと言われた。

どれもこれも、間違ってない。

むしろ、役に立つ。

でも、どこかでモヤッとする。

大学受験だけに気を取られて送る高校生活でいいのか？って。

課外活動欄をどう埋めていくか考えるだけでいいのか？って。

未来ってそんな重要なのか？って。

もちろん、大学受験は人生の上で重要なフェーズだし、夢の実現のために必要な場合もある。

だから、それに向けて頑張ってる人たちは素直に尊敬する。

でも、流石に今の自分は、自分の未来を気にし過ぎていると思う。

いつまで経っても確定するはずがない、「未来」という名の偶像を、もっと近くで解像度高く見ようと、追いかけ続けることに呪われている。

SNSで海外・国内大問わず、受験情報をずっと気にしているし、特に強いパッションもないのに、大学のwebサイトをダラダラと見たりする。

自分の学業のスコアが、大学出願時に足りているか、心配したりする。

今をがむしゃらに生きることはできていないのに。

今を生きることを最大限楽しんでいないのに。

今をワクワクして生きる

スティーブ・ジョブスが残した言葉のひとつに、このようなものがある。

将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。

｢ハングリーであれ。愚か者であれ｣ ジョブズ氏スピーチ全訳｜日本経済新聞

これは、彼が2005年のスタンフォード大卒業式のスピーチからの抜粋したもので、この考え方は、”Connecting the dots”と呼ばれる。

今はもうこの世にいないスティーブ・ジョブズだが、この言葉は、今の自分に「未来なんて気にし過ぎても意味はないよ、今をしっかりと生きるのが一番大事なんだ」と教えてくれてる気がする。

好きでとった中級イタリア語に全力を捧げること。

授業中に勇気を出して発言すること。

ホストファミリーとの交流をできるだけ続けること。

食堂であまり喋ることのない上級生とご飯を食べること。

テスト勉強に一旦全力を尽くしてみること。

「今」のために今やれることはたくさんあると、振り返ると気づく。

実は小学6年生の時には、すでにこのスピーチを見たことがあったのだが、今となっては心への響き方が全く違う。

なんなら昨夏にこの言葉に再び触れたときよりも、さらに共感できる。

パンフレットが魅力的過ぎたから、母校を中学校の進学先に選んだこと。

Youtubeで見かけて憧れた学校のサマースクールに行ったこと。

オーケストラの演奏会で感動したから、ジャズバンド部に入ったこと。

まさに今、後ろを振り返れば、今まで自分がしてきたことが点と点でつながっている。

母校でUWCの存在を知り、

サマースクールでUWCへの出願を決意し、

ジャズバンド部でベースが弾けるようになり、音楽仲間がUWCでもできた。

そして、その点たちは大体、自分が努力を自分なりに積み重ねることでできたもので、未来なんて全く気にしてなかった。

とにかく目の前がワクワクでいっぱいになるようなものな選択をしていっただけだった。

スティーブ・ジョブズの言葉が言うみたいに、もう一度、進路なんて、未来なんて気にせずに、今を精一杯、ここUWCで生きていけたらいいなって思う。

これからは、勉強があんまり好きじゃなくて、プロジェクトを進めたり働くことが好きな自分に正直になって、今、ワクワクできることを突き詰めていきたいと思う。

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　とまあ、なんともポエティックで、自分に陶酔してそうな文章になっちゃいましたね。意識高い系というか、なんとも胡散臭い感じ、、、（スティーブ・ジョブズ抜粋してるとことか特に）
　
　あと、いってること当たり前すぎるやろとか、で何が言いたいのって感じですが、、、

　でもだいぶ言語化して、書き起こしてみると、頭の中が整理されて、自分がやるべきことが明確化された気がします！

　ちなみに今興味があるのは、観光ビジネスの分野で夏にインターンでもできたらなって思ってます。本当に自分、アカデミアには向いてないなって思うので、しっかり今は、自分がワクワクする「サービスを提供する」ということにコミットしていきたいと思います！

　あと、上でダラダラと述べた持論は、全然論理的じゃないし、僕個人の意見なので、ご理解を。稚拙な文章で恥ずかしい。

それではまた次回、ciao ciao！🍝