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ゆっくり挽くと薄くなる!?豆を挽くスピードで味はどう変わるのか。

こんにちはUWASAです。
第一弾から期間が空いてしまいましたが
元気よく第二弾も検証を行いたいと思います。

今回のテーマは「豆を挽くスピードで味は変わるのか」です!
早速検証していきましょう。

【検証の条件】

・自宅でコーヒーを淹れることを想定し、手挽きのコーヒーミルで検証。
・味の違いが分かりやすいようにカッピング(バリスタ、ロースターが味を確かめる方法)で確認。

■サンプルA
コーヒー豆10gを120秒間かけてゆっくりと挽いていきます。

ゆっくりと豆が挽かれる感覚を味わいます。

■サンプルB
コーヒー豆を成人男性が本気のスピードで挽きます。
こちらは30秒で挽き終わりました。

お願いしたマッチョが都合つかず、リーダーが本気で挽きました。

■サンプルC
最終兵器、電動ドリルを使って挽いていきます。

けたたましい音とともに、こちらは15秒で挽き終わりました。

電気すごい。豆が飛び散るので注意です。

この3種類の味を比べていきます。


【検証結果】

A やや薄く、後味がクリーンな印象。
B 中間のテイストが強い。最も余韻が長い。
C 最も濃く感じる。ややドライで少し曇った印象。

一番大きな違いは、濃さでした。
A(ゆっくり手挽き)→B(はやく手挽き)→C(電動)の順番で味が濃くなっています。

数回別の種類の豆で検証を繰り返しても同じ結果に。
考察へ続きます。

【考察】

豆を挽くスピードが速いと濃くなる原因は、細かい粉が増えているからだと考えました。
近年のハンドグラインダーは豆を「切る」ような構造になっており、細かい粉がでにくい工夫がされています。
しかし、とてつもないスピードで回転する刃に豆が当たると、「切る」ではなく「砕く」ように挽かれていきます。
その砕かれる工程により豆から微粉(細かなコーヒーの粉)が生まれて、より濃いコーヒーができるという考え方です。

【結論】

家でコーヒーを淹れる時は手で素早く挽くとより余韻の長いコーヒーを楽しめるはず。是非おうちでお試しください!

また、コーヒーを濃く淹れたいときは、是非電動ドリルを使ってみてください…?
今回もありがとうございました!




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