VR杯 環境、デッキ紹介
こんにちは!
デュエプレ公認大会主催者のじぇ〜です!
このnoteはVR杯に参加したことない方で「どんなデッキが使われているのかわからない…」と思われている方向けに、少しでも参加のハードルが下がれば良いなと思ってに書きます!
目次は以下の通り
1.「UNDER VR MATCH」のルールと大まかな環境の傾向
2.最新の大会でのデッキ使用率
3.デッキ紹介
時間がなくて、すぐにでもどんなデッキがあるのか知りたい方は今すぐ「3.デッキ紹介」まで飛んでください👍笑
1.「UNDER VR MATCH」のルールと大まかな環境の傾向
○ルール
まずは基本的なルールから!
・フォーマットはAD(過去のカードも使える)
・SR、VICのレアリティが使えない
ルールは以上の通り非常にシンプルなのですが、
サイキックゾーンができ、レアリティのないカードが登場したため、大会でのデッキ不備が非常に増えました…😭
サイキッククリーチャーは、排出されるカードのレアリティに準拠するので必ず確認するようにお願いします!
また、ルームマッチの「UNDER VR MATCH」でデッキが使用出来るか確認するのが1番確実ですので、デッキが作成出来たら一度お試しください🙆♂️
○大まかな環境の傾向
皆さんが参加を渋る理由に「環境がわからない…」という意見は上位に上がっています。
ランクマと同じくVR環境も新弾が出たり、ある方が新デッキを作るたびに環境は大きく変わります!
そんな中でも歴史は繰り返すの言葉通り、ある一定の傾向はあります。それを簡単に説明させていただきます😊
・主には速攻、ビート環境
基本的には早くて殴るデッキが多くて強いです。
ランクマ環境見てもSRが入ってないデッキで強いのは基本速攻、ビート系です。(代表格はガントラ、黒緑速攻、赤白速攻など)
ランクマでも強いのだから当然VR環境でも強いです。
・それに対抗してS.T多めのデッキが主流
速攻、ビートが多いとなるともちろん増えるのは「シールド・トリガー」の採用ですね。
VR環境はもれなくトリガーの採用率が高いデッキが多いです。
トリガー採用を助長する要因として、「シールド焼却能力」を持つクリーチャーが少ないことも挙げられます。(使えるのは「緑神龍ダグラドルグラン」「魔魂葬のサードニクス」ぐらいです)
以上のような理由から基本的にVR環境はこの「ビートvsトリガー」という非常に原始的な構図が基盤にあります。
先日の速攻・ビートデッキの使用率が約50%のVR杯では、トリガーの平均採用枚数は14.16枚でした。トリガー4〜8枚採用の速攻が多い環境で平均採用枚数がこれだけ多いことで伝わればありがたいです笑
・コントロールは不遇…?そんなことはない
これだけお伝えするとコントロールではしんどい?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
コントロールデッキでも上手くトリガーの採用を増やし、一度動きを止めた速攻・ビートデッキを完膚なきまでに痛めつける丁寧に詰めていき、勝利を収める強者はいます。
一時期、右を見れば4cコン、左を見ればパルティアコン…、そんないつになったら大会が終わるんだろうなんて環境もありました笑
基本が速攻・ビート環境だからこそ、それをメタるコントロールデッキを作れば、ある意味最強のデッキなのかもしれません。
以上、全然まとまらず長くなりましたが大まかな環境紹介でした😅
2.大会でのデッキ使用率
ここでは最新の「じぇ〜のVR杯」でのデッキ使用率を紹介します!
私のTwitterで紹介ツイートしているのでそちらのリンクを貼りますので、以下ご確認ください🙇♂️
3.デッキ紹介
ようやくデッキ紹介です!笑
以下に3つのカテゴリーでデッキを紹介したいと思います!
・使用率上位
直近の大会で使用率が多かったデッキ。基本を知れます。
・その他の大会上位
使用率は高くなかったが大会でベスト8以上だったデッキ。環境の答えへのヒントになるかも?
・古のデッキ、珍しいデッキ
VR杯の歴史館です。こんなデッキもあったんだよって紹介なので楽しんで見てください笑
※デッキへのコメントは筆者の主観です。作成された方の意図とは違う可能性がありますのでご了承ください。
※デッキリストは自作、もしくは他の方から頂いたものです。お名前記載しておりますが、そのデッキ自体どなたかのデッキを参考にした可能性は十分あり得ます。そこは寛容に見ていただけると幸いです。
※デッキの画像自体を紹介することを優先しますので、コメントないところなどありますが随時更新していきます。(2022.10.12更新)
○使用率上位
煉獄ロマノフ
突如環境に名乗りをあげた煉獄ロマノフ。(たこ焼き@philiaさんが構築したものを改造したそうです!)動きとしてはブースト・墓地肥やしを行い、「煉獄と魔弾の印」から「暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ」を召喚。その後もサインを使い回してワンショットを狙うことも出来ますし、ハンニバルやガンヴィートを展開してSTケアや盤面処理も出来ます。
ランクマ環境にいるロマノフを連想させるような動きに、VRの新たな可能性を感じるデッキです。
・イモータルブレードコントロール(kaitti)/デイガオールイエス(Yuzuru)/サードニクス(阿四)
一括りにして申し訳ないのですが、この3つはかなり構築が近いので一緒に紹介させていただきます。
ランクマでも使われるデッキであり、トリガーを多く出来たりサードニクスで盾焼却出来るため非常にVR杯でも強力です。
環境によってピンで入れるカードを変えれるのも玄人向けです。
こういったオールイエスを使用したデッキタイプの増加に伴い「獅子幻獣砲」や「天雷の精霊ユリウス」の採用率も増加しております。
・ガントラ
VR杯でずっと強いデッキの1つです。
強力なビートとトリガーをしっかり搭載できるのでVR環境でも猛威を奮っております。
ランクマ同様、リース基盤に黒や青を入れている構築ももちろんあります。
・赤白速攻
ガントラ同様ずっと強いデッキの1つ。
同じ速攻で赤緑速攻も使われていましたが、DNAスパークが登場したため赤白の方がVR環境にも合っており使用率には大きな差が出ています。
・赤緑ハンター
16弾で新登場したハンター。ND環境でも使われている赤緑ハンターの基盤に、フィニッシャーをガイアールからアバレムゲンやバルスカイザーに変えた構築になっております。
ビート能力は非常に高くVR環境向きなので、今後構築が開発されると上位入賞していくと思われます。
・ドロマーエイリアン
ハンター同様16弾で新登場したエイリアン。現状ドロマー型が主流です。
VR環境はトリガーが多いため、ガガ・アルカディアスは非常に強力なフィニッシャーです。
エイリアンで言えば、「ザビ・イプシロン」が個人的に注目しているカードですので、そちらをメインに置いたデッキも作られていくのではないかと思っております。
・アークセラフィム
VR杯で独自にカードを制限したことはないのですが、話が持ち上がったカードが2つあります。
1つは「烈流神」、もう1つが「聖帝ソルダリオス」です。
過去デッキパワーと完成度は群を抜いていましたが、ここ最近はあまり良い成績を収めてはいませんでした。
しかし、16弾で「次元流の豪力」が登場したことにより超次元から進化元の用意が可能になったため強化されました。今後の研究次第ではまた上位に食い込むのではないかと思われます。
・爆竜NEX
一度回り出すと止まらないデッキです。トリガーが少ないのが明確な弱点ですが、4.5ターン目で「爆竜NEX」の攻撃が始まり、「時空の剣士GENJI・XX」が覚醒すると対処するのは困難です。(VR杯のライゾウ的な立ち位置か?)
・白騎士
「白騎士の精霊王HEAVEN」はSRですが、それ以外のカードは全てそのまま使えるので、基盤は強力です。
速攻・ビートの多いVR環境で白騎士の防御を突破するのはなかなか困難です。
白単で有れば「インビンシブル・オーラ」を入れてさらに防御を上げることが出来ますし、青を入れてコントロールにも強くする構築もあります。
・超次元ビート
ランクマでも強いラッカ超次元をベースにしたデッキもビート性能が高く強いです。
「爆竜GENJI・XX」や「紫電城バルザーク」が使えない分、フィニッシャーをどうするかという課題があります。
掲載画像のように緑を入れる方もいれば、「ガルベリアス・ドラゴン」を使用される方もいます。
○その他の大会上位デッキ
・煉獄アルバトロス
新環境で再度注目をしているカードが「霊翼の宝アルバトロス」です。(僕が好きだからというわけではありませんよ!)
元々アルバトロスはVRが始まった時の環境で相当強力なカードとして使われてきました。その後も姿形は変えながら色んなデッキに使用されてきました。
今使われているのは「死海秘宝ザバ・デモナ」「次元琉の豪力」といった超次元クリーチャーを召喚できるカードを使い回すという動きができるからです。
掲載してるデッキでは「終焉の凶兵ブラックガンヴィート」で手札の5コス以下クリーチャーを墓地に送り、そこから蘇生するというコンボを狙ったものになってます。
最強カードアルバトロス、皆さんも使ってみましょう!!
・黒単ザマル
使用率は高くないものの毎回誰かが使用して上位に食い込むイメージがあるデッキです。
マッドネスが採用しているデッキがそこまで多くないため、ザマル等のハンデスは非常に有効です。「オール・イエス」をクロスしての2ハンデスや、ブロッカーになり相手の攻撃を耐えている間に7マナ溜めて「インビンシブル・アビス」で盤面を一層するなど攻守に優れたデッキです。
・死神明王ガブリエル
書いている能力が非常に強力なのにあまり使われることのなかった「死神明王ガブリエル」でしたが、上位にランクインしました。
トリガーはそこまで多くないものの、ブロッカーで耐えつつチャージャーでマナを伸ばし、6マナでガブリエルで盤面処理&進化元確保。ガブリエルとガガ・アルカディアスが並べば怖いものはないという状況を作れそうです。
・バルクライ王
基本的には墓地に「大邪眼バルクライ王」を落として、「魔光蟲ヴァルジニア卿」で蘇生してバルクライで殴るたびに墓地のナイトをバトルゾーンに出すデッキです。
ヴィルジニアでバルクライを出し続けるループやアマテラスでその話応じた呪文を唱える対応も可能です。
「光陰のリバイバー・スパイラル」は非常に強力な呪文で、相手の動きをロックしてこちらの動きを止めさせないことができます。
・緑単ループ
ついにVR環境でもループします笑
「西南の超人」と「大神秘ビシャモン」を揃えればクリーチャーを出し続けることができます。「タイタンの大地ジオ・ザ・マン」でマナからカードを回収も出来ます。
「大神秘シンリョク・ガリバー」トリガーを仕込んでから殴ればトリガーを踏んでも安心です。
言わずもがなですが、山札切れだけ要注意です。
○古のデッキ・珍しいデッキ
・4cコントロール
青抜きか緑抜きかは人によって好みは分かれますが、どんな環境でもそれをメタるカードを入れて、プレイヤーの力量によって一定の勝率を誇るデッキタイプです。
「古のデッキ」に入れたのはコントロールデッキにはVR環境での独特な歴史があるからです。ここで書くと長くなりすぎるので書きませんが、不遇だったり環境を支配したりと色んな過去を持ったデッキタイプです。個人的にこのデッキ自体は好きですが、このデッキでめっちゃ丁寧に詰めて相手に絶望を味合わせてくるタイプのデュエリストとは話が合わないかもなと思っています。
・シンランビート
公認大会でも優勝実績のあるデッキです。500が付いてることにここまで感謝するデッキはそうないかと思います。
「開眼者シンラン」によって横展開も可能ですし盾追加で守りも硬いので突破口が見つからないことがよくあります。「時空の幸運ファイブスター」が覚醒しようものなら左上に手が伸びます。(あえて弱点言うとドロソがないので除去コンにはきついかな?)
・黒緑速攻
言わずと知れたデッキです。デッキ内容については特に触れません。
今はランクマでもVR環境でも見なくなってしまいましたが、どこに遊びに行ってもこの子がいる時代がありましたね。(私個人としては最終残ったデッキタイプなので見かけないことで寂しい気持ちになっています。)
・赤単フォートレス
細く長くずっとVR環境で使われているデッキです。過去に初めて対戦した時は、シールド3枚が安全圏でないことを知らされ、巨人を初めて見たエレンってこんな気持ちだったのかもしれないと勝手に納得しました。
低コストの破壊されるとマナに行くクリーチャーでシールドを2枚だけ割り、破壊されてもフォートレスが早まる・破壊されなくても7マナ貯まるのを待てば良いと言う感じが非常に対戦していて辛かったです。ハンデスしようとしてもザークピッチが出てくるので…。強いです。
・ヒャックメー
過去にVR杯で優勝経験もあるデッキです。今でも強いのですが「烈流神」がいたころはもうどうしようもないレベルで強かったです。殴ればヒャックメー、待てば烈流神というどちらかを割り切るしか勝ち目はなかった時もありました…。
個人的には大会で使っていたこともあり大好きなデッキです。
・パルティアLOコントロール
嫌いな人がいれば好きな人がいる。そのため私は普段特定のデッキを批判することを絶対しないようにしています。
でもこのデッキははっきり言ってトラウマレベルで嫌いです!!!!
(好きな人たちごめんなさい)
ハンデスに盤面の除去…こちらは何もできないのにパルティアで延命…。
終わらない地獄…一時期パルティアにうなされていました…泣
でもそのぐらい強いです。今は環境で見ないですが強いです。でも、戻ってこないで欲しいと強く願っています。
・ナイト
ナイトと一括りに言ってもデッキタイプは様々です。多いのは「魔光神」を切り札にしたデッキですが、「爆獣装甲ヴァルアーサー」「氷牙キング・シチューカ」を切り札にしたデッキも大会で使われていました。
基盤が安定しているので強いのですが、「アルカディア・エッグ」のバリューが低く使われないため、他のコンセプトデッキに比べると少し本領発揮出来ていない感じはあります…。
それでも大会で優勝したことあるのでナイトどんなけ強いんだという感じではありますが笑
・ジャイアント
「大神秘アスラ」の登場で一気にVR環境で戦えるデッキになりました。(昔は緑単でインビンシブル・パワー入れたデッキもありました)
やはりトリガーを仕込みながら殴れるアスラは優秀です。ただ、圧倒的不利対面のデイガオールイエスデッキが登場したことにより、どうしようもない時があるため今は少し影を潜めています…。
個人的には昔のロマンあるジャイアントデッキも好きでした。
・獄門イングマール
盾の枚数を調整しながら9マナ貯めて、獄門とイングマールでカウンターを狙うデッキです。
対応力が非常に高く、相手の手札を読みながら盾計算をしっかり出来ればカウンターは決まりやすく、相手もリーサルのない状況では迂闊に殴れないことがよくありました。
盤面整えようとしている間にコルテオでタップされてイングマールで一層された時は即左上です。
・キキカイカイ
パルティアLOコンと同じレベルで私が対戦したくないデッキです。
環境で使われていたわけではなく、一部の熱狂的なキキカイカイファンの方が使っていました。
デッキ名に唯一害悪とつけることを許されたデッキかもしれません。
ロック性能は最強クラスでキキカイカイとテクノバスターが盤面に揃ったらとりあえず何も出来ないですし、キキカイカイとオボロカゲロウでも5ハンデスされます。
トリガーに期待したいところですが、VR環境で数少ないシールド無効化カードであるダグラドルグランで最後まで詰めてきます。このデッキ使う人は絶対ドSだと確信してます。
使う際は相手に許可を取ってからにしましょう。
私は使われた瞬間リタイアすることもあります。
ここまでこのnoteを読んでいただきありがとうございます。
このnoteはVR杯を生み出してくれた思い出のデュエマさんや、初期から一緒に遊んでくれているVR古参勢、またデッキリストを快く提供してくださった皆さんのおかげで執筆できました。
本当にありがとうございます。
これからもVR杯をどうぞよろしくお願いいたします🙇♂️
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