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グーネットで中古車を検索する時に年式を1カ年に絞れなくてイライラする件を解決した
訴訟等において車両の時価額を争う場合,中古車販売サイトの検索結果を利用することがあります。
その場合,車種はもちろん,グレード,年式や走行距離なども一致させて検索しないと説得力がありません。
中古車販売サイトでは「グーネット」が一番上に出てくるので,これを採用することが多いです。
そのグーネットで中古車を検索していると,以下の画像のような事象が頻繁に発生します。
年式が違うと時価額
米子強姦致死事件における「あの人は好かんわ。いやらしいことばかりする」の原供述に迫る
はじめに 最高裁の判例に誤りというニュースがあったので,以前から気になっていたこのテーマを取り上げます。
「あの人はすかんわ。いやらしいことばかりする」
言わずと知れた米子強姦致死事件(最判昭和30年12月9日刑集9巻13号2699頁)で問題とされた供述です。
この判例は,伝聞法則の重要判例として,法学部生・ロースクール生であればこのパワーワードとともに記憶していると思われます。
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いわゆる人間ピラミッドの練習中にケガをしたことについて,学校側の責任が認められた事例(2)
いつものように,意外と知られていないけど興味深い判例を紹介します。
今回も「人間ピラミッド」の練習中の事故で学校側の責任が認められた事例をご紹介します。前回ご紹介した事例は,認容額は110万円余りでしたが,今回は文字通り桁が違います。
福岡高判平成6年12月22日判例時報1531号48頁がそれです。今回のは裁判所ウェブサイトでは閲覧ができませんが,コチラの→pdfの論文に,原審判決(福岡
いわゆる人間ピラミッドの練習中にケガをしたことについて,学校側の責任が認められた事例(1)
いつものように,意外と知られていないけど興味深い判例を紹介します。
今回は,つい先日,東大阪市内の小学校で行われることについて議論が再燃した,「人間ピラミッド」について取り上げます。
組体操中の事故についての裁判例はあまたありますが,みんな大好き(?)「人間ピラミッド」中のものに限ると2件になります。せっかくなので,ひとつずつ取り上げたいと思います。
まず,「名古屋地裁平成21年12月
乳幼児をパチンコ駐車場に駐めた自動車内に放置して死亡させた保護責任者遺棄致死被告事件の判決
たまたま見つけた,意外と知られていないけど興味深い判例を5分くらいで読めるボリュームで紹介するシリーズ第2弾です。シリーズ名は,まだない。あ,あと今回は5分じゃなくて10分くらいで読める内容です。
今回は,これからの時期にハイシーズンを迎える「親がパチンコに興じている間に子を駐車場に放置して死なせてしまった」(以下,「パチンコ車内放置死事案」といいます。)という事件の判決をご紹介します。こう
「死刑執行の命令は6ヶ月以内」と定めた刑訴法475条2項本文が訓示規定であるとされた裁判例
たまたま見つけた,意外と知られていないけど興味深い判例を5分くらいで読めるボリュームで紹介するシリーズを始めます。シリーズ名は,まだない。
初回は,「死刑の執行は法律どおり半年以内にすべきだ」みたいな主張によく援用される刑訴法475条2項に関する判例です。まずは条文を引きます。
刑事訴訟法475条
1項 死刑の執行は、法務大臣の命令による。
2項 前項の命令は、判決確定の日から6箇月以内に
法律系同人誌をコミケで頒布したい人向けのまとめ
法律系サークルが増えることを願って,コミケにサークル参加して法律系同人誌を頒布したい人向けのまとめ。
書いている人・一般参加歴10年
・サークル参加歴10回(5年)
・法律系同人誌を発行するサークル「日本鬼法曹協会」主宰。
・代表作に「大嘘判例八百選」がある。
サークル参加するメリット・自分の書いたものをみんなが読んでくれて楽しい。
・他の法律系サークルと交流できて楽しい。
・並ばずに入場で
ひまわりが「自由と正義」の象徴とされているのはどうしてなんでしたっけ?
弁護士バッジには,「ひまわり」と「はかり」があしらってあります。 日弁連の公式HPによれば,弁護士バッジに配してある「ひまわり」は「自由と正義」を,「はかり」は「公正と平等」を象徴しているとされています。
しかし,なぜひまわりが「自由と正義」なのでしょうか。そもそも,太陽の方を向くことを強いられている(?)ひまわりが自由なんですかねえ?
wikipediaによれば,ひまわりが日本に伝来し
「異議」は棄却するものか,却下するものか
いま,日曜夜9時からTBS系列で,『99.9-刑事専門弁護士-』というドラマをやっています。弁護士考証(?)がしっかりされていて,弁護士の目で見ても非常に見応えのあるドラマになっています。
さて,先日,第1話を拝見したところ,非常に興味深い一幕がありました。
松本潤さん演じる深山弁護士が,証人に対する反対尋問中,検察官から「重複する尋問である。」として異議を出されました。深山弁護士は「記憶