長崎に思いを馳せて●20.4.4●今日のどうでもいい話
おはようございます!
歩く時、大股で歩くとお腹周りが痩せるらしいと聞いてから、はっ!大股で歩かねば!
と思いだすのは、家に着く頃。
とりよせちゃんです!
家でじっとすることしか出来ないまま、長崎に思いを馳せて、作り出した角煮饅、昨日は角煮を作り終えました。
昨日の角煮記事はこちらをご覧ください。
今日は生地に使う花巻(ホアジュアン)を作っていきます。
●花巻(ホアジュアン)について
花巻と、聞くと栃木県の花巻市が出てきそうですが、花巻は中華料理のパンみたいな存在。
読み方は"ホアジュアン"と読みます。
名前の由来は花の形ように巻いて成形するからです。
そのまま巻いて蒸す、というのもいいですが、生地に具材を巻き込んで蒸してもまた美味しいのが花巻です。
角煮饅は本来花巻の生地ではないと思うのですが、作ったことあるのが花巻なのでそちらにしました。
花巻の生地、という形で作りますが、こちらの生地は具材を包んで蒸すと肉まん、あんまん、中華まんが出来るので、包子作りにはもってこいの生地です。
色々包んで楽しんで下さい。
●花巻の作り方
それでは花巻を作っていきます。
花巻は発酵時間があるので、角煮の30分放置時間に生地を混ぜておくと、時間が無駄になりにくいです。
材料
花巻8個〜10個分
⚪︎薄力粉 300g
⚪︎ドライイースト 5g
⚪︎上白糖 10g
⚪︎ぬるま湯 150cc
⚪︎ごま油 少1
⚪︎打ち粉(薄力粉) 適量
1、少し大きめのボウルに薄力粉、ドライイースト、上白糖を入れて菜箸でぐるぐる混ぜます。
2、ぬるま湯を120ccほど回し入れ、また菜箸でぐるぐる混ぜます。
途中、パサパサしてるなー、と思ったら、残りのぬるま湯を少しずつ足してください。
(150cc以上入れると生地がベチャベチャになるのでそれ以上は入れません。)
3、生地がポロポロになってくるので、1度ラップをかけて、5分程放置します。
放置しなくてもいいですが、その方が粉にぬるま湯が馴染んでまとめやすくなります。
4、生地をまとめていきます。
始めは全体を一塊りにして、その後ぎゅっと押してはたたむ、押してはたたむを5分から10分繰り返します。
✴︎単に10分こねるとなると、かなり力がいるし、飽きてくるので、テレビを観ながらとか好きな音楽を聴きながらすると、私は捗ります。
(あとはこれで腕が痩せる!と思うとやる気が少しあがります。)
こね続けると、生地のお肌がツヤっとしてきます。
5、こねるのをやめて、生地を四方から裏側に持っていき表面を張らせるような感じで丸くします。そのままボウルに入れて、軽く濡らしたキッチンペーパーをかぶせ、ラップをして一次発酵開始です。
生地が2倍に膨らむくらいが目安で、時間は気温にもよりますが、30分から1時間。
6、一次発酵が終わったら、生地の上からゲンコツで押してガス抜きします。
この発酵が終わった後に香るイースト菌の匂いが好きなんだよー。
7、それでは生地を成形していきます。
大きめのまな板に打ち粉をします。
大きめのまな板がない場合はテーブルの上にラップを敷いて打ち粉します。
生地を綿棒で暑さ5mm程に伸ばします。
伸ばした生地の奥1.5cmを開けてごま油を塗り広げます。
スプーンの背を使うと便利です。
ごま油は、生地に混ぜ込むやり方もあるのですが、私は成形する時に塗り広げるほうがごま油の香りがたつような気がして好きです。
8、ごま油を塗り広げたら、手前から生地を巻いていきます。この時、しっかり巻くのがコツです。
ゆるゆると巻くと、この後の成形がやりづらいです。
巻終わりは生地同士をつまむようにしてしっかり閉じ、転がして棒状にします。
9、包丁で8〜10等分に分け、5cm四方に切ったクッキングシートにのせ、真ん中をお箸でぎゅっと押します。
全部成形し終えたら、キッチンペーパーを軽く濡らしてかぶせ、30分ほど2次発酵。
1.5倍ほどの大きさに膨らんだらOKです。
●蒸す!
蒸す時は、蒸籠で蒸すのが1番好きなのですが、なかなかご家庭で持っている方はいないですよね。
ご家庭の蒸し器でも、蒸籠と同じ要領で簡単に蒸せます。
クッキングシートに生地をつけたまま、蒸し器に置いて、強火で8分、火を止めて余熱で2分。
蒸し器からクッキングシートごと取り出して(熱いので気をつけて!)キッチンペーパーをかぶせて冷まします。
私は、蒸籠で蒸した時、蒸しあがって蓋を開けた瞬間が本当大好き!
湯気がふわぁっと出て、美味しそうに蒸しあがった食材!
ああ、蒸し料理、最高。
蒸籠を持っている方はきっとわかってくれるはず。
これは成形を少し変えたものです。
ごま油がいい香り。
今回、花巻を作る際に参考にしたレシピはこちらです。
スチームフード 長尾智子+福田里香
スチームフード https://www.amazon.co.jp/dp/4388059196/ref=cm_sw_r_cp_api_i_.R5HEb16BXP8F
●角煮饅、いよいよ仕上げ
花巻も蒸しあがりました。
本来、角煮饅は、蒸す前の生地と一緒に角煮を挟んで蒸しあげるものだと思うのですが、今回は花巻サンドの形にしました。
作った角煮を角煮だけ鍋から取り出して、液体は少し冷凍庫に入れます。
冷えた液体は、豚からでた脂が固まるので、それは取り除いて捨てます。
シンクに捨てると詰りの原因になることがあるので、ゴミ箱に捨てて下さいね。
脂を取り除いた液体を弱火にかけ、煮詰めます。
花巻は、斜め横から切り込みを入れます。
そこに角煮を煮詰めたタレに1度漬けて、花巻ぬ挟みます。
青梗菜を少し湯がいたり蒸したりして、煮詰めたタレにくぐらせ、一緒に挟むと彩りも出ていいです。
出来上がりました〜!
●最後に
出来た角煮饅はこのまま、もう一度軽く温める程度蒸して食べても、そのままかぶりついてもいいです。
初めて作ったので、少し生地が固くなったのと、角煮ももう少し柔らかくしたかった、というのはありますが、上出来かと。
長崎の角煮饅には程遠いけど。
長崎を思いながら、食べれました。
またリベンジしたいと思います。
花巻は、今までイースト不使用のものを作っていたのですが、イーストがあった方がふわっとなりますね。
あと、私、去年までイースト菌を使うことに抵抗があって、手を出していなかったのです。
そのイーストにまつわるお話はまた別記事にします。
花巻に関しては、1度蒸したものはしっかりラップしたら冷凍することが可能です。
解凍は、もう1度蒸してもいいし、冷凍肉まんを解凍する要領でレンジでチンしてもOKです。
角煮以外でも、おかずを挟んだり、他のお料理を食べる時に一緒に出しても花巻は美味しいです。
私は、何もつけず、挟まず、そのまま食べるのも好きです。
今回、写真も少なく、作り方もわからない部分が多かったと思います。
申し訳ない…
今度料理記事を書く時は写真も載せますね。
蒸しあがったところを動画でInstagramのストーリーに載せたら、結構友達がリアクションをくれて、みんな、蒸籠で蒸したもの、好きなんだな、とちょっと嬉しくなりました。
こちらは5年ほど前に長崎の新地中華街に行った時に撮った写真です。
ちょうど中秋節というお祭りで飾ってある提灯が風にふわふわ揺れてました。
長崎は2月だと、お祭りがあるのでその時に行けるといいなぁ。
行けるといいなぁ、出来るといいなぁ、が募るばかりで悲しいご時世ですが、早く元の生活が戻りますように、それまで出来ることを頑張っていきたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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