大好きな推しへ、たっくさんのあーりーがとう!!!!!!!!!!!
私が初めて好きになったアイドルであり、出会ってから不動の最推しであったJuice=Juiceの植村あかりちゃんが6/14をもってJuice=Juiceを卒業した。
推しの“卒業”という現実
あーりー(と今回は愛称で敢えて書きます)が卒業を発表した日の晩、私は泣いた。
オタクたちはよくSNSに「〇〇の言葉に泣いた」「あの曲を聴いて泣いた」などと投稿するが、(本当に泣いてたら冷静に呟けるかよ、どんだけ感受性豊かなんだよ)と穿った見方をしていた。すまん、間違いだった。オタクって推しの身に何かが起こると本当に涙が出るんだね。
あーりーが25歳になる歳はJuice=Juiceが10周年を迎える年でもあった。恐らく10周年を無事終えたら卒業するのだろうと予想はしていた。
しかし、いくら予想していようとも泣くものは泣く。悲しいものは悲しい。その時は少しでも遅いタイミングであってくれと願い続けてきたが、遂にその時が来たのだ。
驚いたのは翌日だった。事務所の発表や本人のブログを読んだときは、一筋の涙が零れるだけだったが、翌朝様々なネットニュースで「Juice=Juice植村あかりが卒業を発表」との見出しを目にした。それを見て、ああ本当にあーりーは卒業するんだと痛感し、涙が止まらなくなった。
後悔の4年間
私がJuice=Juiceに出会ったのは2015年の春。初めて現場に出向いたのが2018年夏。初めて単独コンサートを生で観たのは2019年冬である。
、、、、、めちゃくちゃ会いに行くチャンスあったじゃん!!!!!
実を言うと、私の記憶が正しければ2015/11/01に開催された徳島公演に職場の同僚から誘われていた。当時の私は2.5次元舞台や声優イベントをメインにオタ活をしており、数曲しか知らないアイドルのために本州を出るほどの気力が無く、断ってしまったのだ。
“あの時軽率に足を運んでいたら……”とJuice=Juiceの歴史を振り返るたびに思う。Juice=Juiceの歴史において【LIVE MISSION 220】というライブハウスツアーがいかに大きなものだったかが今ならとてもよく分かるからだ。
卒業当日まで悔いを一つも残さないために
あーりーが卒業を発表して以降、悔いは一つも残さないように推し活に全力を尽くしてきた。
初めてバースデーカードを出した。思いの丈を詰め込んだ。
まさかのバースデーポラロイドが当選し驚きが勝ったが、本人にきちんと届き、目にしてもらえたことがとにかく嬉しかった。
バスツアーにも参加した。
初めて本人と直接話をすることが出来た。勿論他のメンバー全員とも。
バスにあーりーが同乗してくれ、「アレコレしたい!」のカラオケが聴けたのも一生大切にしたい想い出だ。
最後の個別チェキ会にも参加した。
あーりーが参加する最後のツアー「1-LINE」にてメンバーにプレゼントしたワッペンタグを真似して作りに行き、緑のネイルとイヤリングカラーをして、“23”のTシャツに卒業記念のシリコンバンドを付けて参加した。
ほんの僅かな時間だったが、あーりーはその全てに気付き、笑顔で声に出して喜んでくれた。ファンからの愛を一つも逃すまいとしているようで、あーりーを推していて良かったと心の底から感じた。
チェキ会の帰りには、あーりーが以前行っていた「2-3 cafe」に寄って、聖地巡礼もしてきた。
これで後は卒コン当日に体調を崩さないよう意識する毎日を過ごした。
しかし、一つだけ悔いが残ってしまった。
ラストツアーで2回目かつ最後の大阪凱旋公演にて、アンコール明けでメンバー全員で「25歳永遠説」を披露したと知った。
私は2推しである遠藤彩加里ちゃんの誕生日が近いからという理由で1回目の凱旋公演にのみ参加した。(勿論里愛ちゃんとのデュエットも最高だった)だがしかし!である。観たかったものは観たかった。卒コンでのセトリ入りを最後の頼みの綱としたが、残念ながら歌われることは無かった。
卒業コンサートに参加して感じたこと
とにかくあーりーがこれまでのアイドル人生の中で最も輝ける日にしよう!と心掛けて迎えた当日。とてつもない晴天(むしろ炎天下)だった。
全曲語りたくなるので細かな感想は省くが、Juice=Juiceの始まりとも言えるインディーズデビュー曲「私が言う前に抱きしめなきゃね」から始まったため、いきなり涙腺が緩む。
途中のメドレーでは初期の曲が続き、「天まで登れ!」と「大人の事情」には胸が熱くなった。
「愛・愛・傘」の傘演出やアンコールの白衣装など、初の日本武道館公演を彷彿とさせる演出も多く、あーりーの大きなJuice=Juice愛を随所に感じられた。
「GIRLS BE AMBITIOUS」では『Juiceの未来 後輩たちにかかってるカモン!』なんて素敵なアドリブもあったりと、あーりーが最後の挨拶でも話していた「Juice=Juiceの『=』の役割」を最後まで全うしようとしているのが伝わってきた。
後輩メンバーは最初表情が硬かったが、MCを挟んだ4曲目以降は伸び伸びと、いつもの自由なJuice=Juiceをパフォーマンスしていたように思う。あーたん(遠藤彩加里ちゃん)に関しては、本編最後の曲となった「Magic of Love」の辺りから既に涙目だったが。笑
本編は湿っぽいのが好きではないあーりーらしい、いつもの単独公演みたいだった。とにかく楽しくて、“いつの時代のJuice=Juiceも最高!”という歴代の先輩方が残した言葉そのものだった。
だからこそ、今日であーりーが卒業するんだ、という実感が湧かないまま本編が終了した。
本編が終わり、一面緑のペンライトが輝きながら全員で「あーりー!」コールしているのを観て、(ああ、これから本当の卒業が始まるのか)と思った。
「Brilliance of memories」のイントロとともに現れたあーりーの姿を観た瞬間、稲場愛香ちゃんが語っていた“自由な女神”そのものだと思った。
本人は意図していたか知らないが、髪の毛も黒く染めストレート。デビュー当時を彷彿とさせる髪型に、出て来た瞬間から胸が高鳴った。
“自由な女神”然としたシンプルなマーメイドドレスに、その黒髪がとても似合っていた。
最後の挨拶、(手紙を書くなんてあーりーらしくないな)と思ったが、手紙に目を落とさないわ言葉は拙いわで、今思ってることを伝えてくれているんだろうなと思いながら聴いていた。
まさか『あーりーがとう』だけ書いているなんて思わずに!!!!!
まさかあのあーりーが自身の卒コンで涙を見せるとは思わなかったが、そこで11年間の重みを感じて涙が止まらなくなった。青春真っ只中の時間を大阪から上京してアイドル活動に全てを費やしてくれたのだ。想うことは私の想像もつかないくらいたくさんあるだろう。そんなどこまでも真っ直ぐな部分も含めて、最後まで私の大好きなアイドル【Juice=Juiceの植村あかり】だった。
メンバーからの最後の挨拶も、いかにあーりーが後輩たちから慕われていたかを感じた。それと同時にオリジナルメンバーがいなくなることへの不安や恐怖も。特に普段から音楽への情熱が深いと感じる“りあいちか”(松永里愛ちゃんと有澤一華ちゃん)からは相当な覚悟が感じられた。里愛ちゃんは特に「私にはJuice=Juiceしかないから」と泣いていたが、これからも気負わずに大好きな音楽を続けて欲しいと切に願う。
本編中のJuice=Juice Family皆での円陣や本当の最後に武道館の客席を全て動画に収めたりするなど、どこまでもあーりーらしくてFamily感の強いあたたかい卒業コンサートだった。
既に生中継の録画を3回は観ているが、何度だって胸が弾む。何度だって泣いてしまう。だけど、観終えた時には笑顔になっているのだ。
改めて、植村あかりちゃん。
11年間Juice=Juiceを大切に愛し続けてくれてあーりーがとう!!!!!!!!!!!
今後の推し活について
ここ数か月、家族や友人から「あーりー卒業したらどうすんの?」と聞かれる。正直あーりーのいないJuice=Juiceを観たことがないから分からない。
今のメンバーも大好きだし、次の単独コンサートには行くつもりである。
しかし、そのパフォーマンスを観た時に私のモチベーションがどうなるかはわからない。ゆめりあいのリーダー・サブリーダー体制は2人が加入した頃から見てみたいと思っていた光景なので、その時が来るまでは応援し続けていたいなとは思う。
植村あかりちゃん個人の応援は引き続き続けていく。今後M-Lineに加入するのであれば、お気に入り登録は【植村あかり】に変更するつもりである。(現在はJuice=Juiceの2推しであった稲場愛香ちゃん、その前はJuice=Juiceオリジナルメンバーの1人である宮本佳林ちゃん)
正直芸能活動に執着がなさそうなあーりーのことだから、芸能界引退も覚悟していた。しかし本人が芸能活動を継続すると決めてくれた以上、応援し続けていきたい。
これからの植村あかりちゃん、そしてJuice=Juiceの続いていくSTORYが素敵なものでありますように◎
余談だが、あーりー卒コンの翌日に4冊目の写真集「Strelitzia」のサイン本が届いた。偶然かもしれないが、発送のタイミングが粋だなあとワニブックス様に感謝。当選すると思っていなかったが、“Juice=Juice植村あかり”からの最後の置き土産だと思い、大切にしたい。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?