【ご感想】他人家族合宿 Mさんより
私は、他人合宿にひとりで6月に参加しました。
私には娘と息子がいますが、訳あって児童養護施設に預けています。
1年半前、私の心身はボロボロになっていて、どうしようもない状態になっていました。
そんなとき、こどもたちを衣食住が保証された安心できる場所で代わりに育ててもらって、私もこどもたちも正直救われました。
でもどうしても考えてしまうことがありました。
もし、もしも、親子で入れるような養護施設があったら?
そこで少しの間みんなでこどもたちを育てながら、家事も分担しながら、親自身の心身の回復にも集中できる環境があれば、親子が離れ離れにならなくて済んだんじゃないか?
共に助かるんじゃないか?
そのためには、なるべく多くの人とみんなで暮らす環境がほしい。
でも、他人と暮らすって同時に大変じゃない?
何かを変に我慢したりせず、みんなで調和を取りながら、穏やかに暮らし続ける関係づくりって、どうしたらいいの?
そんな話を◯◯先生に相談したところ、ひろみちゃんを紹介していただきました。
そして合宿に参加して、ひろみちゃんに会い、話を聞いて、
え!私が思い描いていたことをそのまま実現してる場所があった!と思いました。
元々人見知りでひとりの時間がないと無理なタイプの私が、
人とより良い関係を続けていくには、まずは物事の捉え方から変えていく必要があるだろうなと気づいてはいました。
だからいろいろ学んではきた。
だけど学んだだけでは使えるようにならない。
使えるようになるために、人との関わりの中で実践して振り返ることを積み上げる必要があると実感しました。
そして、ここには、その実践を積み上げる決意と覚悟をもった同じ志の人たちがいた。そのことがとても嬉しかった。
私は一人じゃなかった。
その道のりがどれだけ難しくても、私たちはあきらめない。
そんな私たちの背中を見て育った子どもたちが、どんな大人になっていくのかを、見てみたいから。
私も準備が整い次第、ここで家族として一緒に暮らしたいと思っています。
そのときに、自分も家族の一員としてより良い人間関係を築けるように、自分をさらけだすこと、自分や他人を心から理解すること、そんな心の整えを積み上げていくことを日々実践してトレーニングしています。
1年半前、施設に預けるとき、このYABAvivaを知っていたら、私はこどもたちを連れて避難してたと思います。
いや、それよりももっと早い段階で、こんな風に相談できる場がほしかった。
今も、どこかでこんな場所を望んでいる親子がたくさんいるんじゃないかなと思ってます。