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いつか後悔した自分に残すメモ。


就活を辞めると決めました。今の気持ちは正直、人生やり直すことは出来ないけど、修正するくらいはできるでしょ、です。もし今、期限を迎えて人生をやり直したいと考えているなら、そんな必要は無いし無理なのでさっさと就活して下さい。あなたがいつまでも僕なのであれば、きっと年収1000万とか、部長なんて役職にも毛ほどは興味ないと思うので、とりあえず、就活辞めるって決めた時から心配してる父親を安心させるために定職につけばいいです。

就活を辞めると決めた僕は今、これまでにない熱量で小説に向かえています。僕は逃げるのが得意な人間ですから、就職してしまえばきっと、仕事をしながら小説を書くという当面の厳しさに、書くこと自体止めることはなくとも熱は冷めてしまうでしょう。なので両立しておけばなんて考えないでください。両立出来る人はその才能を持っているだけです。僕は期限を決めて集中しないと逃げてしまう弱い人間です。そして、別に意志の強さは小説の出来に反映しません。僕は単純に自分に合った環境で挑戦するだけです。この選択にそういう背景があったことは覚えておいてください。

もし期限を迎えるより先に後悔をしているなら、頑張ってください。期限までは諦めないでください。今の僕は自信に満ちています。でもそこに根拠がないことにも気づいています。多分打ちのめされているんでしょう。それでも諦めないでください。あなたがそのちっぽけな自信のために多くのやり直せない犠牲や、裏切りを行ったのは事実です。苦しんで当然です。それもネタにして図太く書き続けてください。そういえば今の僕は、自殺する人の心情に興味を持っているので、もし死にたがっているならその気持ちを書き出しておいてください。どうしても書ききれなかったあの作品を完成させられるかも知れませんので。

さて、こんなこと書いたなと思ってもらえている頃でしょうか。ところであなたはなぜ自分が小説家になろうと考えたのか覚えていますか?
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はい。楽しいと思える時間がいつまでも止まない初めての趣味だったからですね。中学でテニス、高校でバスケとまぁ、一時の興味で決めてましたよね。そしてすぐに飽きてしまう。まぁ辞めなかっただけでも僕にしては偉いほうですが。他にも芸能事務所のスクールに通ったり、仮面浪人して医学部受験をしようとしたり、税理士試験の勉強をしたり。今の僕ですら苦笑いするほどハチャメチャですよね。仮面に関しては期限までやり抜いて偉かったですが、芸能事務所は1年で辞めて、税理士試験は1ヶ月もちませんでしたね(笑)
そんな僕が高校から細々続けられている唯一の事が小説です。これがそのまま僕にとって唯一の生きる希望に繋がっています。まぁそりゃキャリアアップに興味無いとするとあとは女か趣味ぐらいしかないわけですけど、女関係はまぁ、希望にできるほど明確な存在もないですしね。
要するに何が言いたいかというと、希望は持ち続けてください。今は就職をしないといけないかもしれない。時間を無駄にしたと後悔しているかもしれない。でも多分書くのは好きなままでしょ?なので趣味として続けといてください。そして、いつかまた最大の熱量をもって書いてやろうって思っててください。希望はとりあえずダンボールにでも詰めて残しててください。そうすればまた取り出してこれますので。

ここまで書けば、単純な僕のことですから立ち直ってるんじゃないですか?でも念の為最後にもう一度。

僕は最大の自信と希望を持ってこの選択をしています。自分の不甲斐なさや周囲からの声に打ちのめされるのは構いませんが、どうか後悔だけはしないでください。どうかこの自分を殺さないであげて下さい。

noteに残すのは、同じようなバカな選択で後悔している人がいれば、昔その選択をした自分を思い出すきっかけにして欲しいからです。

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