スーパー激戦区でも魚種の幅を広げることにより鮮魚の売上好調!株式会社天満屋ストア
〜インタビューした人〜
株式会社天満屋ストア
水産担当バイヤー 岡本様
◯ウーオを利用してよかったこと
◯会社のご紹介
中国地方で広く展開する総合量販店
岡山を中心にスーパーマーケット業態であるハピータウン・ハピーズなど48店舗を展開している総合小売企業です。「優良商品の販売を通じて地域社会の生活文化の向上に寄与する」という企業理念のもと、より良い商品を適性価格でお客さんが買いやすい店を目指しています。
◯置かれている市場環境・状況
お客様にとって"ちょうどいい価格"で販売することが重要
岡山は人口の割にスーパーマーケットが多くて、激戦区なんですよね。
相場も他エリアと比べてひとまわりも安くて。
だからと言って、安かろう悪かろうで出してもお客さんは買ってくれるわけではないし、ものすごく鮮度が良いとか、高級魚を高い値段で売ってもお客さんには簡単には響かないんですよね。
つまり、バランスが大事なんです。
鮮魚自体は世の中的にダウントレンドということもあり、鮮魚を良い品質で、高過ぎない値段で販売することが大切なんです。
◯導入後の変化や成果
定番鮮魚から変わり種まで産地と販売魚種数を拡大!
先ほど言った通り、鮮魚売り場は今世の中的に厳しい状況にあります。
ただウーオから仕入れるハマチ、アジ、ツバスなどがしっかり売れていて、前年より売上が伸びています。
ウーオ担当者が私達に合う魚を選んでくれて、様々な魚種が入っているので非常に魅力的ですね!
魚種・産地を選択できるのは私達はもちろん、小売にとっての強みになるのではないでしょうか。
後は、浦富定置網のタグ付きセイゴはとてもよかったですね。
皮をひいたときに脂がバッと浮き出て、びっくりしました!
今まで岡山でセイゴにタグを付けているのを見たことがなかったですし、あの味はもっとたくさんのお客さんに知ってもらいたいと思いましたよ。
これからの時代、地物の鮮魚だけを売っていくには限界がありますから、岡山では獲れない魚も売っていきたいですし、色んな魚を販売する方が、やってて面白いですね。
ヨコスジフキダイやカメノテもマニアックで面白いと思いました。今は外出自粛で家飲みブームですから、働くお父さんの酒のつまみにあったら嬉しいですよね。
◯ウーオ 利用したきっかけ
ウーオから電話で水産業界の課題を知りたいというインタビューを受けたことがきっかけです。
その後に営業担当と繋がりました。
話を聞いてみて、当社にとって特にリスクはないと思いましたし、ウーオは若い世代がチームになって、今までにない発想が生まれるんじゃないかなと期待して取引を始めました。
◯今後のウーオに期待したいこと
青果みたいに売り場で生産者の見える化をしていきたいです。
ウーオのスタッフやセリの光景の写真を利用して、ポップ、シールなどを貼ってみるのとかいいんじゃないですかね。
養殖はブランド化が進んでいますが、天然鮮魚はまだまだこのような取り組みは少ないと思います。
後はウーオが実際にセリをしている鳥取港にも訪ねてみたいです。
いつも売っている魚が、どのように仕入れられているのか見てみたいなぁと思っています!
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