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【ウーオ活用インタビュー:築地魚市場様】在庫出品の活用により生産性が向上!

ウーオとのお取引・サービスのご活用により、これまでの発想を覆すような新たな流通が生まれてきています!
今回は水産マーケットプレイスアプリ「UUUO」を活用され、消費地の荷受(卸)から他市場への鮮魚販売を行われている、築地魚市場株式会社 鮮魚部鮮魚二課の木下海翔さんにお話をお伺いしました。

2022/6/30発行の水産経済新聞より。
これまで産地仲買さんに出品いただいてましたが、以降は荷受さんからも出品いただいています!

🎤 木下さん、きょうもホッケを出品いただきありがとうございます! インタビューよろしくお願いします。
まずは当社サービス利用開始のきっかけを教えてください。

はい、よろしくお願いします。
元々は取引先の仲卸さんから鳥取・賀露港で産地仲買をしているウーオの魚を扱いたいという話があり、取引を始めました。
当時のウーオさんは、産地から消費地への鮮魚販売がメインで、当社も購入させてもらう立場でした。今では当社はウーオさんを販売先として使わせてもらってます。

🎤 現在はどのようにUUUOを活用されているのですか?

基本的には、豊洲市場で既存の顧客にセリや相対で販売した後の余剰分をUUUOに出品しています。
仲卸さんの需要を最優先にしてはいますが、当日の天候などもあり、需要量を上回る入荷時や、意図的にきょう売る必要はないけど、当社に必要量はある時に「今週は全国的に水揚げ量や流通量が少ないから出品してみるか」という感じで利用してますね。セリ残を安売りしているわけではないですよ!

 🎤 実際に出品されてみて、手応えはいかがですか。

小口の魚が売れていくので助かってますね。コンスタントに売れるものもあれば、きょうのホッケみたいに、1・2ケースじゃなくてもっと大量に売れてくれよと思うものもありますが(笑)
それでも北海道や三陸の魚種が一定量売れていくのは魅力ですね。これまでは荷動きの悪い魚やセリ残の魚は、仲卸や量販店に安くお願いするしかないと思ってました。
UUUOへの出品によって販売先も増えたので、今では名古屋・大阪・広島・岡山の各市場の仲卸さんとも取引しています。

出品のために商品を撮影されている様子

🎤 それは光栄です! UUUOの利点や、利用前のイメージと異なっていた点などはありますか?

イメージと意外と違ったのは、単純に「思ったより売れる」ことですね。正直な話、もっと売れないと思ってました(笑)
北の魚を豊洲から西へと売っていくのは、食文化も違うし、豊洲からよりも名古屋や大阪への販売力の方が強いので、難しいのでは?と感じてました。
例えばカレイだと、東でよく売れるクロガレイも、西ではそもそも流通が少ないなど、東と西で根本的に違っていたりするんですね。なので北の魚は売れないだろうなと思い込んでたんですが、実際は案外売れてますね。

🎤 セリ残を出品できることの魅力についてお伺いしたいです。

止めものを再度、セリ場に並べずに済むのがいちばんのメリットですね。
例えば休市前の今日止めたものは次の開場日に売る値段でUUUOに出品していますが、並べ直す手間も省けて、先に売れていきます。

🎤 手間がかかる出品・出荷など、ほかの卸さんもウーオを活用可能でしょうか。

取り扱う魚種が多かったり、セリのスタート・撤収が早い卸なら可能だと思います。魚の鮮度が高ければ問題はありません。
ただ、アプリを使いこなすのがいちばんのハードルかもしれませんね(笑)アプリを使うことに慣れれば、可能だと思います。

🎤 最後に、ウーオに今後期待することを教えてください。

業務全体のデジタル化を通して、普段の業務がさらに効率化できることを期待します。
例えばUUUOで小揚会社(商品を注文者のブースまで配達する方々)との連携までできると、どんな売り先でもスムーズに納品できると思います。
あとは量販店さんとの受発注業務もアプリでできるようになればいいいですね。今はFAXやメールなどいろいろな形で受注が来るので、それをアナログで取りまとめて、小揚と連携して出荷をしています。この一連の情報共有ができるように、うまく発展させられるといいなと思いました。
当社でも、ナメタガレイ・タラなど関西向け魚種の出品をもっと増やしていきたいですし、今後は長期在庫がある冷凍塩サンマなども売り込んでいきたいです。あとは冷凍商材がもっと多く売れると助かりますね!

🎤 ありがとうございます。 いただいたご意見を踏まえて、さらに良いサービスの提供に努めてまいります。
今後とも、よろしくお願いいたします!

(★UUUOサービスの詳しいご紹介は下記からご確認ください!)


今回は「UUUO」を活用いただいている事例を取り上げましたが、当社は水産荷受業者さま向けの業務支援サービス「atohama」も展開しています。
少しでもご興味お持ちいただけましたら、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。


なお、水産事業者様向けの当社サービス情報については、当社コーポレートサイト・各SNSより発信を行なっています。
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当社は今後も、テクノロジーの力で水産流通のアップデートに取り組んでまいります。

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