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[ミヤザキコラム vol.1] クリエイターと視聴者の信頼関係を理解することがマーケティングの近道です
今回は、マーケティング最前線のお話をお届けします。UUUM インフルエンサーマーケティング コンサルタント・ミヤザキワタル のコラムです。ミヤザキコラム、これからも月イチぐらいで書いてもらいたいと思って vol.1にしました。お楽しみに!(編集モモヤマ)
今回のテーマは、届けたいメッセージを視聴者に届けるには です。
はじめまして、UUUMのミヤザキワタルです。たくさんの企業様、広告会社様のマーケティング支援を通じてコミュニケーションを重ねてきた中で、インフルエンサー・クリエイターのコンテンツを活用したマーケティングについてつらつらと書かせていただきます。
リアルなコトバを求める視聴者
いま、視聴者は、一層「リアル」を求めていると感じます。
スマホ、SNS、動画などによって、情報収集方法が大きく変わり、自らメディアを選び取り入れていく中、生活の一部としてYouTubeで動画クリエイターのコンテンツを日々視聴する方々がかなり増えました。
視聴者は、整えられた情報でなく、クリエイターの素直なリアクションや生の感情などを、日々受け取り続けているということです。
なので、響くものとして情報を届けるためには、よりリアルなコトバが必要となるわけです。
カルチャーや言葉は、視聴者とクリエイターの関係性、視聴者同士のコミュニケーションで形成されていくものです。
クリエイターやプラットフォームの中でつくられた文化や、視聴者が慣れ親しんだコトバを通じて届けることが大切になります。
昨年の動画ですが、気候変動問題に関する情報を届けるためのタイアップ動画のことを、担当者さまが語ってくださった記事がありました。この記事の見出し画像もこのタイアップ動画のひとつです。堅く難しくなりがちな内容もクリエイターのコトバで伝えると視聴者に届きやすいという事例です
こんな流行語もSNSから発生したカルチャーですよね。
と言いながら、ミヤザキ、残念ながらぴえんすら使ったことがないのですが。ぴえんこえてぱおん。
視聴者に応えるクリエイター
多くの視聴者に支持される動画クリエイターは、視聴者が何を求めているか、にとことんこだわります。
コンテンツ制作にあたっては、視聴者のことを真剣に考え、細部まで考え抜きます。ときに、そこまで考えるのかと脱帽するほどです。
こちらはタイアップではありませんが、先日、8月13日から15日の3日間、水溜りボンドが3つの動画コンテンツを通じて"毎日投稿"の終了を伝えた件がこちら。クリエイターが視聴者にどう伝えるかを考えに考え抜いたであろうというのがひしひしと伝わってくる週末でした。
クリエイターと視聴者は、長い時間をかけて、信頼関係を構築しています。
視聴者の皆さんも、本当に驚くほど細かい部分まで観てくれていて、クリエイターのほんの少しの変化に気づいてくれることもあります。
信頼関係の上に立つコンテンツは、とても強いメッセージをもつコンテンツとなりますね。
クリエイターと視聴者の関係性を理解するのが近道
企業様・広告会社様にいつもお伝えするんですが、クリエイターと視聴者が築いた信頼関係を理解していただくことが、プロモーション成功のかなめです。
言いかえると、企業様が届けたいメッセージを、できるだけクリエイターのコトバと表現に任せ、発信することが視聴者へ届ける近道です。
つくられて整えられた言葉や表現を届けるだけでは視聴者は受け取ってくれません。
タイアップコンテンツに取り組むとき、クリエイターが共通して話すのは、実際に商品やサービスを使ってみてからしっかりと視聴者に伝えたいということ。リアルを伝えたいということですね。
私たちUUUMも、企業様とクリエイターと一緒にコンテンツを企画していくときにとても大事にしている部分です。UUUMは企業様が伝えたい思いをお預かりするわけなので、では、どのように企画に乗せられるかという、クリエイティブの部分が重要なポイントとなってきます。
クリエイティブにこだわって、こういったすごみのあるタイアップコンテンツができたりするわけです
複雑に変化する購買決定要因
さて。
何かの購入を決めるときに重視する要素は何でしょうか?
Web広告バナーから飛んだサイトで直接購入する人もいると思いますし、TVCMを見てとか、著名人がオススメしていたからとか、友達が持っていたからとか、さまざまな要因があると仮説を立てられますが、消費者の情報接触方法が細分化しているため、とても複雑な状況となっています。
タイアップコンテンツによって購入を決めたとしても、動画を見てすぐにリンク先に飛んで購入したり、家に帰ってwifi環境になってから購入したり、さらに比較検討をしてから購入したり、複雑です。
CPI(Cost Per Install)やCPA(Cost Per Action)は大切な指標ではありますが、タイアップ動画コンテンツでラストクリックだけを評価すると、消費者の本当の姿が見えてこないのではと思っていて、この仮説をもとに調査をすすめて、発信していきたいと考えています。
今回は概要をお伝えしましたので、次回以降、具体的なお話しもさせていただきます。
はじめての ミヤザキコラム 、いかがでしたか?マーケティングのお話ではありますが、クリエイターのファンの皆さんにも、こうやってタイアップコンテンツに取り組んでいます、という側面で楽しんでいただけたらうれしいです!
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