見出し画像

:0064 家系図を作ろう

父方の祖父の七回忌

久しぶりの墓参りだった。法名が7つ並んでいた。周囲にも同じ苗字のお墓が並ぶ。そなえられた花はとっくに枯れているが、その分家に任せて放置している。わたしの祖父が入っているお墓はピカピカだ。祖父が亡くなる直前に立派のものにしたからだ。こんな立派なお墓を大分県の山中につくったらなかなか墓参りできないのに。

法名をよく見ると、3歳で亡くなった子どもがいる。わたしの祖父の妹だという。「釋尼妙公公子」の6文字。「釋」は法名に必ず入っている。「尼」は昔は女性に使われていた。妙も女性に今もよく使われている。ある女性から生まれた子であることだけがわかる

大人が亡くなった場合、職業にちなんだ漢字が入ることが多い。わたしの祖父は短大の教員だったため、「教」が入っている。祖父の妹の親、つまり曾祖母さんは専業主婦だったのだろう。法名の意味をもっと知りたくなった。

「妹は満州で生まれた」で生まれた疑問

今回七回忌だったわたしの祖父には幼くして亡くなった妹も含めて2人の妹がいる。長女のほうの妹さんの家には訪れたことがある。立派な仏壇がある家だった。そして昭和8年に3歳で亡くなった妹もいた。

「妹は満州で生まれた」と生前の祖父が話してくれたことがあった。一番下の妹でも1930年生まれだ。祖父は日本で暮らしていた時期もあり、日本よりも満州のほうが「いい暮らしだった」とも。

満州に本格的に満蒙開拓移民が始まったのは1932年からだ。満州国の建国がその年。一番下の妹でも満州で1930年生まれだとすると、その農民たちではない。祖父の家族は何をしていたのか。家系図をつくって解明しよう。


満州とはどんなところだったのか

WEBで閲覧できる資料だと、この資料が興味深いです。

植民地空間満州における日本人と他民族 競馬場の存在を素材として 山崎有恒

仏教も学びたい

『世界に一つだけの花』もお経から生まれたから。


いいなと思ったら応援しよう!