:0021 二次創作されたいの Pixivをインストールしました
今回は詩、というより創作の話です。
二次創作が苦手だった
一次創作をゆがめることに必死なかんじがして。二次創作のほうが正しいと陽陰をひっくりがえしたいのか。一次創作第一主義者として、二次元でも三次元でもそのような発想をするひとが苦手だった。特に三次元で二次創作ってフェイクニュースになるかもしれないのに。
解釈はブレるもの
わたしの弟がONE PIECEの単行本を買ってきたとき、姉だが遠慮なく読ませてもらう。不当な読者だ。読んでからネット上での考察をさぐると、想像以上に360°に深読みのトンネルが伸びている。
匿名掲示板でああだこうだと議論する。まだわからないことを、さも確定したかのようにサムネイルにするYouTuber。ストーリーは置いといて好きなキャラクターの今後を期待したり憂いたりするTwitterアカウントだってある。
それぞれ好めるカタチに「ONE PIECE」を加工している。苦手だ。しかし好めるものもある。なぜだろうか。Pixivのトンネルの扉をあける。
妄想だからいいんです
二次創作をはしごにして、画力をぐんぐん上げるひと。ストーリー構成が得意で漫画を50以上も描くひと。ONE PIECEを軸にして技術力を磨いていく。「神絵師」と呼ばれるひとだろうか。ONE PIECE カードゲームのイラストを正式に担当しているひともいる。仕事になっている。
このキャラのまわりを舞っている炎や海流や電流はなんだ。一次創作よりも過剰だ。顔のみえないキャラの顔を捏造したりしている。かならずしも真実ではないけれど、あるかもしれない余白を教えてくれた。
わたしが詩でしたいことと似ているかもしれない。
真実かというより、あるかもしれない余白。