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中学時代の近所のお寺から着想。

お寺に通ずる登り逢坂
逃げて駆け出す振動が
を揺らし雲散らした

愈々終焉です
鉄の柵越え振り返らずに
離別の言葉応じずに
一目散にあの逢坂

カーブミラーに月光ひとつ
刻は満ちた月と共に進んだ
お寺に辿り着けば 鐘が鳴る
逢坂見下ろし嘆いてる


へ帰れよ降り逢坂
追手も未練も木っ端微塵
あちらの世界は恐れるな

愈々終焉です
樹々の暇抜け振り返らずに
離別の言葉考えず
一目散にあの逢坂

信号機の上 月光ひとつ
刻は満ちた月と共に進んだ
お家に辿り着けば戸が開く
逢坂後にして笑っている

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