なにものでもない2年目。 一緒に浪人する友達が1人いた。それだけで、心の支えだった。 1番最初の模試。点数や判定を見せ合った。 全部A判定と全部E判定。 去年と同じ。何にも変わっていない。 まだ、始まったばかり。ここから伸ばすぞ! そうやな!頑張るわ! また、嘘をついた。 自分はやっぱり諦めていた。こんなんどうやって追いつくんや?何をどう頑張るん? 友達は去年行っていた都会の予備校のテキストを惜しげもなく、コピーさせてくれたし、質問にも答えてくれて、すごくよ
高校1年の4月。 彼女にフラれた所から自分の心が壊れ始めた。 その1ヶ月後。 同じ部活の奴と並んで歩いている姿を目の前にして、逃げた。 目を背け、見ないフリをした。そして自分に嘘をついた。自分には関係ない事だと。もちろん、関係ない。でも、自分の心には嘘はつけなかった。 その日から世界の色を失った。感情が動かなくなった。 そんな高校の最初の1年。 唯一何もかも忘れられた部活に打ち込み、卒業したが、何も持っていなかった。 そこから浪人1年目に入った。 何も持たず
少しとは、どのくらいかはわからない。 それは価値観に左右されると思う。少し違うってのは言葉にしてみたけど、自分でも違うかもとは思う。 高校を卒業して、6年間。 なにものでもない時間を過ごした。 はっきり言えば、行きたい大学をずっと目指していた。 これを言うと、大抵の人は すごいね 頑張ったんやね と、良いところだけを褒めてくれる。頑張った甲斐があったと思える反面、自分だけが感じる違和感がある。 褒められるような人間じゃないのに。 もっと色んな負の感情が出て
言葉にすることが大切。 言葉にするのは苦手。口より先に頭が動いて、相手の事を考えてしまう。すると、口から何も出てこなくなる。 感情より先に理由が出てくる。 そのせいで後悔した事はたくさんあるような気がする。そんな事をnoteって名前の通り、つらつらと書き連ねていこうと思った。 自分を織り込みながら、頭の整理と、少しの前進のために文章を書いていきたいと思い、思い切ってみた。