目の前でドアが閉まった。 今日で2回目、最悪の朝だ。 押入れから出したばかりのコートがあつくて脱ぐ。 それでも汗は待ってくれない、額を舐めるように伝う。 分かっていた。自分の定期では最速で行くルートより20分も多くかかると。分かっていたのに。 しょうがないから、遅刻のメールを先生に送る。 手に届く距離にあったから尚更悔しい。 遅刻されても気にはならないが自分が遅刻するのは嫌な性分なのだが、どうしても「小遅刻」を繰り返してしまう。 悪い癖だ。
7/3 . 2018/9/22に行った日比谷野外以来のバニラズ。 高校時代の青春の代名詞とも言える、このバンドの熱狂を見た。 . 留学、受験を挟みライブに行くのも久しぶり。 胸を高鳴らせ始まったライブは一瞬で終わった。 . とにかく何も考えずに4人の姿だけを追った。 激しくポップでしとやかさを持つ色とりどりな曲たちが胸の中に沁み込んでくるようだった。 . バニラズの色に染まっていく感覚 誰にも邪魔されない時間 ライブの、バニラズのある生活はこれからも続きそうだ。
. オーストラリアにいた時、笑っていない時期があった 笑えない時期と言った方がいいのかもしれない。 . 帰国後に待ち受ける期待、 オーストラリアでの闘いの日々、 自己嫌悪に苛まれ、周りの仲間に不信感をぶつける 英語が日常生活で困らない程度に話せるようになっても こういう瞬間は何度も訪れた。 . いくら、”to put on a smile” (笑顔を作る)といっても それはあくまで ”A smile” を乗せただけ。 . ここで言いたいのは、 「笑顔の絶えない日々」とか 「辛
6/29 . 三年前に買ったTシャツを着た。洗剤できれいに漂白したそれにも、シミとシワが乗っかっていた。白だから悪いんだよ。何にでも染まる。そう呟いて袖を通す。 . 胸ポケットに10円玉が入っていた。平成二十年と刻まれたそれは、沢山の小さな傷が乗っかっていた。この傷は勲章だと言わんばかりにこいつは見栄を張っている。それがおかしくてもう一度ポケットに戻す。 . 流れてる時間の向きはそれぞれなんだ。留まるのにも踏ん張りが必要で、動きのないものはない。もう少しここに居たい十円とあの
3/21 3月16日に都内の高校を卒業した。 留学していたため、人よりも一年長く高校生としての時間を過ごした。 初めは留年することに、それにより大学受験や一個下との友人関係、留学に行く時と同様新たな環境に身を置くことへ不安を感じていた。 しかし、この一年間は中高の7年で最も充実していたと言っても過言ではない。各々が受験期間を通し目指すべき目標に向かって努力をし共に励まし合う、そんな一年間だった。去年ほど忙しなく過ぎる日々はもう訪れないだろう。コロナ禍で精神的に苦しかった
3/14 2019年の一年間オーストラリアに留学していた。 そのことを少しずつ思い出して書こうと思う。 今回は留学に行こうと思った理由についてだ。 それには小学五年生まで遡ることとなる。 当時、多言語クラブのプログラムで2週間ロシアに行き、ホームステイをした。ロシアでの経験はまたいつか書こうと思っている。ロシア語はおろか英語もろくに話せなかった。そこで感じたことは決してロシア語に関することではない。言葉など二の次だ、伝えたい思いがあればどうとでもなる。想いを伝えようとす
3/10 ブログを書く。 きっかけは、ふとしたことから。 友人に勧められ興味が湧いた、ありきたりな話だ。 不規則に綴られるであろうこのブログが価値あるものになるかは分からない。 それはこれを読んだ方に委ねる。 今までの経験とこれからの体験。 思ったことを赤裸々に書いていこう。