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yukko_96
自己憐憫の何が悪い
私はいじめの被害当事者です
そんな自分はつらいながらも
「私はずるくて逃げてばかりの臆病者で卑怯者」
「周りに迷惑をかけてばかりで言い訳がましい」
そんな風に自分を卑下して
「私が悪い」
「いじめられる原因は私」
「努力しないと現状を変えられない」
「私が受けた仕打ちはまだましなほうだ」
そう思い込んで
前回の記事で「天命を知るには適切な時期がある」
と書きました
自分が可哀そうに思える時期は知るべきでないとも
じゃあ「自分が可哀そうな状況だって思うのは」
「悪いことなのか?」
いいえ!!
悪くないです
あなたも私も
必死に今を生きてきました
時にはこっぴどく叱られ
現実を突き立てられ
努力不足と何も知らないくせに上から言われ
悪意を向けられおもちゃにされ
死ぬかもしれないことに巻き込まれ
騙され暴力を振るわれ
仲間外れにされ
身体的特徴を悪く言われ
差別され
私たちが何をしたっていうんでしょうか
自分が可哀そうだったと
酷い目にあったのだと
そう自覚して受け止めてあげる時期は大事です
あなたも私も
悪くなかった
私は悪くない
いいんです
お守りのように唱えてください
その段階があることで初めて
「次」が見えてくるのです
「かわいそうな私」の卒業です
今は在校生でいいんです
先に進みたくなった時に
自分の足で進めばいいのです
あなたが決めていいんです
あなたにしか決める権利はないんです