「「小さな世界」1/18

画像1 この瞬間を見てください。降り積もった雪が日の光に照らされて、水滴となって落ちていきます。 ごみ捨てに公園横に出て、見つけた光景です。凍てつく指でシャッターを切りました。
画像2 1/18 京都大原はこんな風景でした。吹きすさぶ雪の大原を伝えきれないのが残念です。歩くのにも妨げになるくらい降っていました。最近では珍しい冬の景色です。ぼくが子どものころには、冬には雪が常に積っていたことを思い出します。この六十年の変動は高度成長の裏側にも大きな時の流れを感じます。
画像3 松葉に積った雪。瞬間を写すのが精一杯でした。
画像4 ベンチにしがみついている雪です。かろうじて結晶らしきものが見えればうれしいです。
画像5 雪にばかり目をとられていたら、こんな心弾む光景にも出会いました。人間にとってはここしばらくは厳冬。でも当時を過ぎて光(日の)の長さを感じる繊細なセンサーを持っている「小さな世界」草花たちは、かすかな訪れの気配を感じているのかもしれません。ぼくたちも心のアンテナをもっともっと、磨いて磨いて拡げなくてはなりません。そんなことを感じる一日となりました。