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尊敬はするものであってさせるものではない

皆さんは、尊敬する人っていますか?「あの人は凄いな〜」とか「あんな風になりたい」と思うことは頑張る原動力にもなりますよね。

尊敬されている人に共通しているのは、誰にも「俺を尊敬しろ」と強要ぜずに、粛々と自分のやるべきことに向かっているということです。

今回は、尊敬される人とされない人の違いについて語っていこうと思います。

尊敬されない人の特徴

人の話を受け入れない

尊敬されない人は、人の話を受け入れません。酷いと受け入れるどころか話も聞いてくれない場合もあります。

自分の生きてきた基準や物差しだけで、物事を決めつけてくるので「この人に相談するのはやめておこう」となるでしょう。

逆に尊敬される人は、まず人の話をじっくりと聞く姿勢と余裕があります。

恐怖で人を支配しようとする

人をコントロールするのに手っ取り早い感情は、恐怖を植え付けることです。恐怖という感情は、人を動かすためには利用しやすい感情でとにかく「怒られないように」と必死になります。

しかし、恐怖で人を動かすというやり方は長続きしませんし、人としては尊敬されません。それをして成り立っているのは、独裁国家だけです。

また、頭のいい人なら「あいつ怒ってばっかりでウザくね?」と真っ先に気づいてしまうでしょう。

下手したら、尊敬どころかパワハラで訴えられてしまうので、今時怒って人を尊敬させようなんて人ははっきりいってヤバいです。

発言と行動に一貫性がない

いわゆる「言ってることとやってることが違う」タイプの人は、尊敬されません。人を期待させる発言をしておいて、いざとなったら助けてくれないとか、いますよね。

私の個人的な意見ですが、こういう人が私の中で一番尊敬できないし、残酷な人だなぁと思います。

自分に甘く他人に厳しい

自分に甘く他人に厳しい人は、自己中心的で自分の過ちには寛容で他人のミスには厳しい特徴があります。

他人の指摘ばかりをして、いざ自分がミスしたら素直に謝れない、こんな人は尊敬されません。

また、こういった人に限って自分が可愛いゆえに承認欲求や自尊心が高く「自分は尊敬されるべき人間だ」と勘違いしています。

尊敬される人の特徴

傾聴力が高い

尊敬される人は、自分の話よりも相手の話に耳を傾けます。自分の意見を押し通す前に、まず相手の話を聞いた上で建設的に話し合う姿勢だと相手も話しやすいですよね。

また、傾聴力が高い人は相槌がうまく、相手も受け入れやすくなります。「あの人は私の話を聞いてくれる」と思うことで、自然と尊敬されるのです。

感情的にならない

尊敬される人は、感情的にならずに常に余裕のある対応をするのが特徴です。感情的で機嫌がコロコロ変わる人は、周りが常に気を遣ってしまうので尊敬はされづらいでしょう。

感情的になってしまうということは、ある意味感受性が強く繊細な人なのかもしれませんが、周りからすればただの「扱いづらい人」です。

感情的にならない人は、人の機嫌にも巻き込まれないのでいつも平常運転で話しかけやすいのも特徴です。

人によって態度を変えない

人によって態度を変えない人は、誰に対しても平等で謙虚です。役職や立場によって振る舞いや態度が変わらない人は、周りから尊敬されやすいでしょう。

人によって態度を変えているかどうかは、意外と周りに見られているものです。上司には意見が言えないのに、後輩の前になると途端に態度が大きくなったりする人って結構いますよね。

そういう人は、大体上に媚びるのが得意で後輩からは尊敬されないパターンが多い気がします。

そもそも「尊敬されたい願望」がある人は一生尊敬されない

尊敬されたい欲がある人は、そこだけに執着してるのでおそらく一生尊敬されることはないでしょう。

逆に尊敬されることに、執着していない人ほど周りから尊敬されている気がします。

例えば、大谷翔平は世界中誰もが知っている野球選手で、尊敬の的です。しかし、大谷翔平は尊敬されたいと思って野球をしているのではなく、純粋に「野球が好きだ」「もっと結果を出したい」という気持ちで、日々トレーニングに励んでいるはずです。

つまり、尊敬される人は「尊敬されたい願望」は1ミリもなく、頑張っていたらいつの間にか尊敬されてしまったというある種の副産物のような感じにしか思っていません。

尊敬されたいと思って生きることは恥ずかしいことで、そこに執着すると幸せにはなれないのかもしれません。

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