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「ヤンキーと住職」読んでみた。

どうも、しま子です。

ヤンキーと住職、それは決して交わってはいけない禁断の組み合わせのようなタイトルに私は思わずその本を手に取りました。

まずタイトルがインパクト大で、どんな内容なのか見当もつかないようなワクワク感がたまりません。

本物の住職が描いた漫画ということで、SNSでも話題になっていました。

今回は「ヤンキーと住職」を読了したので、感想を語っていこうと思います。

決して交わることのないふたり

この漫画は、タイトルの通り決して交わることのないヤンキーと住職という属性の全く違うふたりが、それぞれの悩みとどう向き合っていくかを描いた作品です。

その中で、難しい仏教の教えを絡めてわかりやすく解説していきます。

例えば「諸行無常」という言葉は、聞いたことがあるけどなんだか難しそうと捉える人が多いと思いますが、実は世の中のあらゆるものは変化し変わらないものや滅びないものはないといった簡単な教えです。

文字にするとわかりにくく感じますが、漫画のストーリーで言葉の意味を体現してくれているので、スッと入ってきます。

お坊さんでも悩みはある

この漫画を読んで思ったのは「お坊さんでも悩むことがあるんだぁ」という驚きです。

お坊さんも、跡取り問題とか檀家さんが減っているとか、さまざまな葛藤があってお寺を存続させているんだなぁと思います。

私がイメージするお坊さんは、もっとこう悟っていて悩みなどない!みたいな感じだったのですが、実はひとりの人間であり悩みもそれなりにあるということがわかりました。

作中の中では、お坊さんがヤンキーの言葉で悩みの本質や解決を導き出す場面もあるので必見です。

お坊さんがヤンキーに助けられるという、レアな構図も見どころです。

ヤンキーの悩みは我々の悩みに近い

ヤンキーの悩みは、仕事や人間関係、学歴コンプなど現代で生きていれば誰もが直面するものばかりです。身近な悩みを、仏教でいかに楽観的に捉え楽に生きていくかを気づかせてくれます。

住職がヤンキーに放っていた印象に残っているのが「そこに地獄があります」という言葉です。言い争うヤンキー達に、地獄というものは人間が作り出す世界であり決してあの世のものではないということを説明します。

なるほど、地獄というのは我々の身近にあって自分たちで作り上げることができてしまう恐ろしいものなんだと思いました。

しかし、言い換えれば地獄を作らない方法もあるわけで、それが漫画の中ではわかりやすく解説されています。

まとめ

「ヤンキーと住職」は、こんな人におすすめです。

  • 人生に悩んでいる人

  • 仕事、恋愛、人間関係に悩んでいる人

  • 深いけど面白い話が好きな人

  • 仏教をわかりやすく学びたい人

ぜひ興味のある人は、手に取ってみてください。


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