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【うつの功名】うつは自分を理解するきっかけになる
どうも、しまこです。
私はうつ病になって、早7年が経とうとしている女です。
うつ病になった当初は「何で私がこんな病気にならないといけないんだ!」と病気を心底憎んだものですが、今となっては「病気になってよかったかも」と思えるようになってきました。
もちろん、病気にならないに越したことはありません。
しかし、病気になったからこそ得られるものや境地ってあると思うんです。
なので、今回は私がうつ病になってよかったことを3つほどご紹介します。
うつをきっかけに働き方を変えられた
まず、1番うつになってよかったことは、働き方をチェンジできたことです。
うつになる前は、普通の会社員で誰かの指示に従って動くという働き方でした。
しかし、私にはこの働き方が合っていなかったようで、今思えば毎日ストレスフルな状態で働いていた気がします。
ただ、自分には独立してお金を稼ぐなんて無理なことだと思っていたので、会社員を続けていました。
そうこうしているうちに、うつ病になり会社員として働けなくなってしまったわけです。
なので、半ば無理やりうつ病によって在宅ワークになって今に至るわけですが、結果として今の働き方が気に入っています。
働き方は、必ずしもひとつじゃないということをうつ病に教えてもらいました。
自分が頑張っていることに気がつけた
うつ病になる前は、自分が頑張っているなんて1ミリも思えなかったです。
理由としては、周りにはもっと頑張っていて凄い人はいたし、なにより頑張ることが当たり前だと思っていたからです。
なので、結果として自分を大切にするということよりも、頑張るということを当たり前にして必要以上に頑張ってしまっていました。
そしていざ、うつ病になって自分の行動を振り返ってみると自分が相当頑張っていたことに気が付きませんでしたか?
うつ病になると、自分がいかに無理をして頑張っていたのかをいうことを思い知らされました。
もっといろんな選択肢があることに気づけた
一般的な幸せのレールというと、結婚して子どもを産んで育てて…みたいな王道パターンってありますよね。
うつ病になる前は、私もこれが幸せなレールだと思っていましたし、誰もが幸せを感じる生き方なんだろうなと思い込んでいました。
今でこそ、多様性が認められる時代で別に結婚して家庭を設けなくても楽しく生きられるという考えが浸透しつつありますが、今思うと当時の私は年齢的にもかなり結婚に焦っていたんです。
しかし、うつ病になり恋人とも別れてしまったことで、一時期は「マジで人生終わった…」と思いましたが、うつ病の休職中に時間ができてさまざまな人の人生を見聞きしていく中でこう思うようになれました。
「他の人の幸せが必ずしも自分の幸せとは限らないし、幸せの選択肢は無限大にあるじゃん!」
まるで、孤独な独身女の負け犬の遠吠えのようにも聞こえますが、私は心底こう思っているし、他人から何を言われても「言わせたい奴には言わせとけばいい」と思えるようになりました。
うつ病になったことで、世界が広がり私の考えは大きく変わったのです。
まとめ
今回は、うつ病になってよかったこと3選を個人的見解で語りました。
怪我の功名ならぬ「うつ病の功名」ということで、どん底を味わったからこそ、当たり前の日常に感謝できるようになった人は多いのではないでしょうか?
うつ病になってよかったという境地には、至れないもののプラスになったことは必ずあると思っています。