うつぎ会

うつぎ会 は、1953年、草月流いけばなのグループとして、広瀬比沙雄 とその弟子達によ…

うつぎ会

うつぎ会 は、1953年、草月流いけばなのグループとして、広瀬比沙雄 とその弟子達によって結成されてました。以来、広瀬絢子・広瀬典丈 と継承され、いけばな教室・花展・講習会・研究会・いけばな講座など、様々な活動を続けています。

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  • 花自在

    「花自在」とは「花 自(おの)ずから在り」。花はもちろん「いけばな」も「伝える何かの手立て」ではなく「即自」(ただ在り)。うつぎ会員の「いけばな画像」(ただ在り)と、それとは別の自由談話のコラムです。

  • うつぎ会アーカイブ

    1953年以来の花展・講習会・研究会・その他イベント記録を掲載します。

最近の記事

  新しさの行方 広瀬比沙雄

 戦後のいけばなの変化は眼をみはるものがあった。観る側からいえば一作一作が奇想天外であり、活ける側でいえば全く世を驚かす為の冒険のくりかえしであったように思う。  自由な表現―これ程魅力に満ちた言葉はなかった。戦前「いけばなのお稽古」をした人であればそれがわかろう。長短から右向き左向き、花材にまで制限が加えられ、決められたものを、決められたように活けたあの不自由さ、その故に、いけばなは今日のように活発な動きを示したともいえるだろう。  ところで戦後もすでに十五年である。「新

    • 結成70周年 第36回草月流うつぎ会展

       草月流うつぎ会は、1953年広瀬比沙雄によって結成され、広瀬絢子・広瀬典丈と継承。創立70周年を迎えました。広瀬絢子も2021年死去。その追悼も兼ねた今回の花展は、2014年以来8年ぶりの開催になります。  今回の花展会場有松町並み保存地区は、国際芸術祭あいち2022の開催地に指定され、花展日程はそのクライマックス、土日を含む9月30~10月1日。有松秋祭とも重なって、好天の下たいへんな人出となりました。

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