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京都ライター塾第1回講義レポ〜書くことに許可を出そう〜

12月頭に申し込み、ついに始まった、江角悠子さん主催の京都ライター塾。今日、第1回の講義に参加した。

申し込んで以来、幾度となく「この講座を受け終わる3ヶ月後、私はどうなっていたいのだろう?」「書く仕事がしたいと言っても、ライターをするとしたら私は何を書きたいのだろう?」とぼんやり考えることもあったけれど、これ!というものはあまり思い浮かばないままだった。でもそんな自分がこれからの人生をどう企画し、行動がどう変化していくのか、楽しみな気持ちだけはあって、わくわくした気持ちで今日を迎えた。

ワーク 他己紹介

まずは、以前インタビュー講座でも経験のある他己紹介。zoomのブレイクアウトルーム機能を使って、参加者とペアになり、互いに3分間ずつインタビューを行う。その後、インタビューの内容をまとめ、1分間で相手について皆の前で紹介するというものだ。

私のペアとなったお相手は、アロマやマクロビオティックなどのサロンを経営し、出張講師なども行っている方だった。すでに自らのサロンの情報などは発信しているものの、もう少し広い範囲のジャンルでの情報発信に挑戦したいとの思いで、このライター塾に参加されたとのこと。インタビューするだけで、私にとっては興味深いポイントがたくさんで、この方のことを皆さんに知ってほしい!と思った。なるほど、この思いを叶える手段のひとつが「ライターとして記事を書く」なんだな。最初から妙に納得である。
1分間にまとめるには伝えたいことがありすぎて、私の他己紹介はかなり慌ただしくなってしまったけれど、他の方の紹介はすごく上手にまとまっていると感じることが多かった。欲張らず、必ず言いたいポイントだけに絞っているのだろうか。この辺り、インタビュー力及びそれを記事にする力に繋がってくるなと思った。限られた時間でどこまでその人の思いを聞き、限られた文字数でどれだけそれを乗せられるか、インタビューはやっぱり難しいけれど、奥が深くて、楽しい。

講義 ライターとしての基礎・マインド

その後、講師である江角さんから講義を受けた。今日の内容は、ライターという仕事のバリエーションやライターに必要な要素、仕事の進み方など、ライターの基礎知識的な部分と、「何を書きたい?」「とにかく発信してみよう!」という根本的なマインドの部分。
このマインドの部分が、これから3ヶ月の課題だと強く感じた。

このライター塾のテーマは、「ライターになる」ことではない。ライターになって、または本当にやりたいことを実現して、幸せになること。

では、私はライターとして何を書いて伝えたいのだろう?
どんな姿が「幸せになる」なのだろう?

これまで「書くの好きやけど、何書きたいんやろな〜」で目を逸らしてきた課題が、はっきりと見えてきた。

今このnoteにしたためているものは、ほぼほぼエッセイ調のものだ。(というか、ほぼ私の日記だ)
誰かにこれを伝えたい、という思いで書いたかと言われると…そりゃ、これを読んでちょっと笑ってくれる人がいればいいなとか、ほっこり共感してくれる人がいればいいなとか、そういう思いはある。
けれど、「まぁこれは私の備忘録であり、つぶやきだから」と「伝える」ことからは逃げているなという思いを、ずっと持っていた。
そんな見ないようにしてきた思いと向き合い、打破する言葉を、今日教わった。

書いてもいい!と自分に許可を出す

書いていいのだ。自信がなくても。
私にしか書けないことがある。自分が見て、聞いて、感じたことは、自分にしか表現できない。そこに正解・不正解はない。

わかっているようで、わかっていなかった。

これまで書いてきた文章の大半が、「伝えたい」という思いを出すのを怖がり、相手を意識したものになっていなかった。

この「伝える」のを怖がる理由はいろいろあるけれど、一番は「周りの人にどう思われるかが怖い」だと思う。

なんせ、私は日頃から、自分が気に入っているものを人に勧めることすらできないのだから。

幼い頃から、周りが悪気なく言う「変わった子だね」の言葉をネガティブに受け止め続け、いつしか自分の「好き」は、それが一般的でなければ隠さないといけない(またはネタっぽく扱わないといけない)ものだと思うようになった。
(めちゃくちゃ心躍りながら買った初めての曲げわっぱ弁当を職場でコソコソ食べたり笑)

大人になって、何となく「まぁ人それぞれでいいんじゃね?」と流してくれる人が増えて、少し趣向がマイノリティに寄っていることを隠す必要はさほどないのだなとわかってきたつもりではあったけれど。
私は、まだまだ自分の「好き」「やりたい」について、発信する許可ができていなかったのだなぁ、と気付いた。

どんなに思考回路や言葉選びが独特だと言われても笑、それが「私にしか書けないこと」なのかもしれない。だったら、書けばいい。

そして、それを読んでいる人なんてさほどいないのだ。(いるにはいるのだろうけれど)
あぁ、気にすることはないのだな、と力が抜けた。
「読まれない」もこの際前向きに捉えればいい。

講義を受けて、「書きたい」の思いがすごく強くなった。

3ヶ月後のなりたい姿

ライター塾が一旦終わる3ヶ月後、私はどうなっていたいだろう。
今思いつくことだと、こんなところだろうか。

  • 自分が好きなものを紹介する記事を書けるようになる(まずは週に1記事)

  • それを基に、どんなジャンルのライターになりたいか見つける

  • 読者を意識したエッセイの投稿も続ける(こちらも週に1記事)

  • インタビュー力をつけて、相手のなりたい姿になった設定の文章を書けるようになる
    (私が勝手に「妄想記事(または妄想エッセイ)」と呼んでいるもの。願わくばいつかサービス化してみたい)

今までなら「いやいや自分なんかがこんなん書いたら『は?』とか思われるやろ」と思っていたところである。これをここに書いた時点で、だいぶ勇気出したぞ自分!

という訳で、仕事も育児も他いろいろも何やかんやあるけれど、なりたい自分に向けて行動する3ヶ月間にしたい。楽しんで、成長するぞー!!

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