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毛糸をすべてあみぐるみに変えてしまう人

編み物をやっている。
最近編んでいるのはあみぐるみ。自分で考えたキャラクターを編んでいる。

4種のオリキャラをローテーションして編んでいたが、最近アイデアがたくさん浮かんだので他のものも試作している。

アイデア次第でなんでも作れるし、毛糸を変えるだけでもまた違う印象に。
それが楽しくて「この糸だとどうなるかな?」とどんどん試している。

今はシンプルな形を組み合わせた、かぎ針で編めるキャラクターばかり編んでいる。
そのうち棒針編みのあみぐるみの作り方も習得したい。
編み物だけでやる事が尽きない。

編むだけで楽しいし編んだ後もかわいい。
が、作りすぎると置き場所に困ってしまうので、そのうち販売もしたい気がする。とか思いながら何年も経ってしまった。
毛糸代くらいはペイできるようになりたいのだが。

あみぐるみ用の小物とか、自分用の帽子とか編みたい物は多々あれど、結局あみぐるみばかり編んでいるような気がする。楽しいんだもの。

毛糸について

最近は巷でも編み物ブームらしい。
たしかに毛糸コーナーでも若い女性の姿をよく見かける。
ブームの影響か100円ショップの毛糸が絶滅しかけてて笑ってしまった。

100円ショップの糸は、1玉で小物を試し編みしてみたり初心者が最初お試しで買うにはちょうどいいと思う。
でも選ぶ糸と作る物によってはそんなにコスパ良くない気がする。

毛糸についたラベルで、糸の重さと長さが確認出来る。ラベルに⚪︎g ⚪︎mとか書いてある。
重さは糸によってだいぶ変わるが、長さを見ればだいたいどのくらいの量なのか分かる。
だいたい80〜100mくらいが平均的だろうか。50mより短いとかなり少なめ。1玉300〜400mくらいあるとだいぶたっぷり。
太さもかぎ針なら何号、棒針なら何号推奨かも色々書いてある。
色々な糸を見比べてみると面白い。

例えばセリアの糸は可愛い糸が多いが、ラベルをよくよく見てみると長さがすごく短かったりする。
1玉で完結する小物を編む分にはちょうどいいが、3玉以上使う物を編む場合はたくさん買わなければならない。
最終的にかかった金額が手芸屋さんで買った毛糸と大して変わらない、なんて事も多々ある。

素材も重要視すべき点だ。
ラベルを見るとやはり書いてある。
ウール100%の糸はやはり値段が高い。そのぶんあたたかく手触りもいい。
春夏用の物を編むならコットン糸。

アクリルなどが入った糸は安いが、あたたかさや手触りはウールに劣る。
そんな事より何より大事なのが、静電気
アクリル糸は静電気がめちゃくちゃ発生する。

だからウェアや体に身につけるものを編む時は、出来るだけアクリルの割合が少ないものを選びたいと思っている。
いや、そんな事言いながらあみぐるみばかり編んでるんだけど。

100円ショップでコスパのみを重視した場合、一番コスパがいいと思う糸はダイソーの「リサイクルポリエステル糸」だ。
100円でたっぷり容量がある。
ただし静電気はめちゃくちゃすごい。
あとあみぐるみでパーツを縫い付けてる時、少し力を入れたら千切れてしまった。
他の糸ではまず起こらないので、少し耐久が弱いのかもしれない。

あみぐるみの試作。リサイクルポリエステル糸製。

容量と値段だけ見た場合のコスパはとにかくいいので、何かの試作をする時はこの糸をよく使っている。

個人的に初心者にオススメな糸は、ハマナカの糸。
手芸屋に行けば必ず何かしらある。いろいろな種類があるし安価。
私も初めての時はハマナカの「ソノモノ アルパカウール」という糸を選んだ。

内藤商事というメーカーから出ているNASKAシリーズも、編みやすくて色々な種類があって好き。あとそこそこ安い。
通販でも取り扱っている。

https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E5%86%85%E8%97%A4%E5%95%86%E4%BA%8B+%E6%AF%9B%E7%B3%B8+%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%82%AB/

Opalも大好きだ。
1玉約2000円と一見高価だが、容量たっぷりなのでめちゃくちゃ編める。
編みやすいし、とにかくカラフル。眺めてるだけでも楽しい糸だ。
編む時は油断すると糸が絡みやすいので注意。
最初の糸を引き出す時がマジで危険。糸の引き出し方の動画が出ていたりするので、それを見てやった方がいい。
私は初Opalで盛大に絡ませて悲しい気持ちになった。

そんな感じで個人的オススメ糸を挙げてみた。
が、結局は好きな糸を選べばいいと思う。
5〜7号くらいの太さなら大体編みやすいと思う。

とてもカラフル、Opal糸


一つ気を付けるとしたら、モコモコした変わり種の糸は可愛いけど編みづらいので、慣れてないと苦労するかもしれない。

編み物はコースターやアクリルたわしなどの小物、あみぐるみ、ニット帽、マフラー、ネックウォーマー、セーターなど様々なものが編める。
棒針編みとかぎ針編みでも全然違う。
色々な物を編む人もいるし、私みたいに同じ物を編み続けてる人もいる。
私はあみぐるみばかり編んでいるし、母は靴下ばかり編んでいる。

編み物というと秋冬のイメージが強いが、春夏でもコットン糸やレース編みなんかがあるので、通年出来る。

何が言いたいか?
編み物の世界はとても奥深い。

いまや編み物系youtube動画も数多くある。本もたくさん出ている。
どんな物が作れるか?作り方は?などの情報がたくさん転がっている。いい時代だ。

かぎ針or編み棒と糸さえあればいいので、他の手芸よりハードルが低いのもいい。
一番最初だけ編み方を覚えるのが大変だけど、基本の編み方さえ覚えてしまえば割と色々なものが作れる。

編み物は単調な作業ながら、それが良かったりする。
一人で黙々とやれる。手芸はいまだに女性向けのイメージが強いけど、男女関係なくハマれると思う。
実際、ドイツなどは男性も編み物するのが一般的らしいし。
前もそんな記事書いたな。

編み物好きがもっと世の中に増えればいいと思う。

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うぬ山
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