歌詞は疑問形
歌詞を作るときに、自分が意識していること、或いは、無意識的に行っている思考について、考えてみた。自分の歌詞は、わりかし決めきらないことが多い。自分の中で、歌詞と言うものは、いろんな人がその歌詞を見聞きしたときに、その歌詞の瞬間の前後やその奥行きなんかを創造して、新しい世界観を生み出していきながら、少しずつ進化していくものだと思う。
歌詞っていうのは疑問形だ。自分で「こんな考えなんだけど」とか「こんなストーリーを考えたんだけど」って言うのをまとめて、「そんじゃどうですか?」って聴く人にお伺いするのだ。そのうえで、「そう思う」ってなれば、それでいいし、「俺は違うんだけどな」ってなったって、それはそれでいい。
自分が皆まで言わない事をいろんな人が、創造しながら、その歌詞を聞いた人の、個々の世界が出来上がっていく。それがまた「どうですか?」っていろんな人に知れ渡って、そうやって世界が出来上がっていく。歌詞づくりにおいても、その他の創作においても、同じことが言えそうだ。
最近曲が出せていない。スタガイの方の準備でなにかとバタバタしていて、曲を作れていません。もうちょっとなんで、もう少しお待ちくださいませ。
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