6ページの内容を解説するよ。ただ単に語りたい夜だよの<59>
※引用している文章は、9月24日付の文章です。
6ページで収まる気がしなくなってきまして、
一度A5縦に収めてみて、もしかしたら別冊にするかもしれません。
※の太字が解説です。
本文はそれぞれ
です!
<はじめにの文章>
はじめに。
はじめまして。
○○と言います。
(私は俳句甲子園をきっかけに俳句をはじめ、かれこれ○年以上は俳句をやっています。)
※こう語るために、俳句甲子園から10年以上は俳人として活動している、
愛媛での活動実績のあるシャビさんのお名前になりそうです。
テレビにも出たことありますし。
みなさま、「俳句」と聞いてイメージはどうでしょうか?
最近はテレビでも毎週、
毒舌な先生が俳句のコーナーで俳句の採点や添削を行っていますね。
この本を手に取った人は、
何らかの気持ちで俳句に触れてみたいと思ったのではないでしょうか。
※夏井いつき先生の一冊目の本は、毒舌先生と銘打たれていたと思っていました。
※超辛口先生でしたね。
ただ、毒舌の印象が強いのではないか。
この本を手に取ってくれる人は、
夏井いつきさんを組長と慕う人がターゲットではありません。
俳句賞で入賞経験のある人がターゲットではありません。
本当に、そういえばテレビで俳句をやっているなー、ちょっと俳句に興味あるなーの人がターゲットです。
私が俳句をしていない人と話すときに大きく話題になるのは、
「どんな俳句がいいか分からない!」というところです。
※これは、中の人が俳句が趣味と言ったときに、どんな俳句がいいか分からないと本当に言われたエピソードが元に組み込みました。
でも、「どんな料理がいい」って思いますか?「どんな音楽がいい」って考えたことがありますか?ということで以下の文章に続きます。
私は、俳句料理説を唱えています。
※これ、結構いい例えじゃないでしょうか。
俳句スポーツ説(波多野爽波)。俳筋力(夏井いつき)。
そんなのは、ストイック俳句勢にお任せしましょう。
のんちゃさんのいいね、という評価も踏まえています。
あなたが美味しいと思ったものを、
自由に好きと言っていけばいい。という考え方を支持しています。
(※たくさん好きなものに好きって言っていれば、他の人の好きにも耳を傾けていれば、だんだんわかってくるという考え方です)
※ストイックな俳人の方々を否定するものではありません。
でも、好きを言い続けて、好きに触れ続けることも、
俳人としての成長に大事なのではないでしょうか。
今、初心者の方に、自由に好きって言える場所はあるでしょうか。
自由に好きって言えない環境ならば、俳人はある一定以上増えないですよ多分。
今、私が街で見る俳句の本は、
①俳句の入門本
②俳人の書いた句集(解説も無くて難しい・・・)
の2種類に大きく分けられることに気がつきました。
だから、私たちはこの本で大きくチャレンジをしようと思いました。
この本の何が大きく違うのかというと、
過去にnoteで開催されたみんなの俳句大会(通称みん俳)で出会った人の句が主に集まっています。
みんなが俳句に出会い、それぞれのやり方で詠んでいます。
なので、分かりやすい手料理のような句もたくさんあります。
※俳句には「つきすぎ」という考え方があり、
俳人の方は、薄味の味付けが好みになってくるので、この句集から俳句に出会ったほうが、俳人の方の句集を買うより楽しめるのではと考えています。
noteで俳句に出会ったみんなの句が主役なので、
自分で自分の好きな句を探す楽しみが多いと思います。
(※いきなりプロの俳人の句集を買った方、難しすぎると思います、私もそうでした)
そして、句が分からないという人、
自分の好きな句をたくさん探していった人に、
#100文字俳句鑑賞 のコーナーにて、
参加者同士が褒めているコメントを見て、
この句はこんなところが魅力なんだ!と鑑賞を深めていくということもでき、
感性の違いを楽しんでいくことが出来ると思います。
この本は、
みんなの俳句に出会い、自由に好きと言っていくことで、
世界一スキが集まる俳句集を目指しています。
こういった「みんなの俳句」の世界が広がれば、
みんなが認め合う優しい世界になるのかなぁと思っています。
あなたの好きを探してください。
そして、世の中が少しでも優しくなればいいなぁと思います。
俳句のベテランの方も、私たちの若い俳句を温かい目で楽しんでいただければ嬉しいです。
それでは、この本を楽しんでいってください!
<簡単な俳句の説明>
簡単な俳句の説明
とは言っても、いきなり俳句の鑑賞に入るのは難しいのではと思ったので、2ページだけは私から説明をさせてください。
俳句とは
①俳句は5・7・5音の文学である
②季語があり、季語を主役にして詠むもの
=有季定型(ゆうきていけい)
世の中の95%ぐらいの俳人が、季語を中心として詠んでいます。
咳をしても一人 (尾崎放哉)
のような自由律の俳句を詠まれる方は現在少数派です。
もし、文字数で迷ったら、
チューリップ=5文字(チュ・ー・リ・ッ・プ)。という数え方だけ覚えているといいと思います。
(鑑賞については、意識して文字数を数えなくてもいいかと思いますが、
あなたが句を作りたくなったときのため用です)
※これが教科書的な説明の最初の部分ではないでしょうか。
有季定型の俳句は、私の眼からは99%の俳人が詠んでいるように見えますが、
俳句賞には有季定型の俳句しか出てこず、
少し自由律俳句は軽んじられている気がします。
夏井いつきさんと家藤正人さんが、
自由律俳句の俳句の感想をマルやバツを出すユーチューブをしていましたが、それを有季定型の俳句でやるのか、と言えばしないと思います。
他の俳人の句集の句を、マルやバツを出す企画をやってほしいものです。
※私自身は自由律俳句を詠みませんが、全ての表現に対して敬意を持っています。
さて、俳句の「型」について、
5文字の季語のかたまり+12文字のフレーズ、
という型が多く出てきます。
歴史上の句から、
菜の花や月は東に日は西に 与謝蕪村
菜の花があって、
月が東にあって、日は西にある。
写真的な美しさを描いている俳句、これは分かりやすいかもしれません。
この句集の中でも、
あなたもこの句の風景が美しい!分かる!と思えばきっと好きになっていることと思います。
※季語については、○○句集の中で言えば、
雛祭(5文字)も、紫陽花よ(4文字+1文字)も、春だもの(2文字+3文字)等も五文字のかたまりと表現しました。
まずは、写実的な、写真的な俳句について、
初心者の方にも、分かるーこの説明分かるーと思ってほしいので、安心してほしいのもあり、この句から紹介しました。
最後にもう一句。
夏草や兵どもが夢の跡 松尾芭蕉
こういった句の場合、
夏草 と 兵どもが夢の跡
という世界観のコラボを作者は良しとした。
その世界観を味わっていくということをしていくといいと思います。
この句は、
夏草は、力強い感じかな?生命感があるな!
と季語を鑑賞しながら、
兵どもが夢の跡
昔戦った場所なのかなぁと。
過去の生命同士が戦い、亡くなってしまった寂しい感じと
今の現代の力強い夏草の生命感を、
時代を超えて響かせるアプローチなのかな?と私は感じました。
例えば、
降る雪や兵どもが夢の跡
とすれば、
少し寂しい印象と、
少し寂しい印象を響かせるアプローチになるのではないかな?と感じます。
この、合わせる季語によってフレーズの意味が変わってくる感じも、
感じ始めると、俳句が分かってきたかも?
と思うことが増えてくると思います。
季語と同じ方向性でフレーズを響かせる俳句も、
季語と別の方向性でフレーズを響かせる俳句もあります。
この句は対比構造で描こうとした。
もしかしたら別の俳人なら、
寂しさを選んで降る雪で詠んでいたかもしれません。
という風に、作者の意図やアプローチを感じながら読んでいくといいと思います。
分からない季語は、気になるものは調べていくといいと思います。
※どの季語を置くか。選ぶか。
この感覚を感じてほしいので、名句を利用して紹介しました。
この感覚が鑑賞した方に入っているかで、俳句を楽しめることが今回で言っても何句か何十句か増えると思います。
個人的な感覚として、季語をきちんと考えている俳句が好きと言うのもあり、単に季語を置いた句ではなく、季語を選んだ句として、○○句集の句を鑑賞して欲しいです。
この句は冬の暮だからいいね。とか、虫の闇だからいいね。春の闇がいいね。とかを感じられるようになるかどうかが大事だと思います。
俳句を見せたときに「どういう意味?」と聞かれまくった私の経験から、これを伝えることが大事だと感じています。
あとは、「や」「かな」「けり」はビックリマーク!
その前の言葉を強調している!
細かな効果の違いは市販されている俳句入門本を読んでください!(丸投げ)
※「や」がカット割りを変えると言われている効果とか、かなやけりの違いも記載されている俳句入門本もありますが、
なんとなくな英語でも単語で伝わるように、単語単語の意味さえ感じ取れれば、助詞の効果もすっ飛ばして内容も7割~8割ぐらいは伝わるのではと言う感覚でこう記載しました。
実際、俳句って無理!諦めた!となる方がもったいないことだと思います。2ページしかないなら、切れ字の効果はビックリマークとしてもいいと判断しました。
私たちがしたいのはみんなの俳句です。俳句への入門本は図書館にでもたくさんあります!(諸先輩方、俳人の先生を信頼しての丸投げ)
ということを知っていれば、
分からない句は飛ばして読んだり、
※分かるところから読んでほしいです。
どれだけうまくなっても句集の句の全部は分からないものです。
作者はどんななぞ解きを仕掛けたのだろうか?と鑑賞したり、
※いくこさんの、取り合わせの句は俳句は謎ときなぞかけ的なフレーズも入れたかったので、無理やり入れましたが、どうしましょう。
私も気に入っています。
あとで出て来る100文字俳句鑑賞のページにて出てくるかもしれない・他の人はどんなふうに読んだのだろう?と楽しみながら読んでいって行けると思います。
※分からないなら飛ばしていいよ。
もしかしたら、誰かの気に入った句で、解説してくれているかもしれないよ。これぐらいアバウトな気持ちで読み始めてほしいんです。
あなたも自由につぶやいてもらってかまいませんし、
そのための#100文字俳句鑑賞 です♪
※これが今回の取り組みの肝ですね。
全国の新聞投稿欄に出している、私自身よりも俳句に取り組んでいる方も含めて、先生対大勢ではなく、〇になって褒め合う世界って本当に見てみたいんです。(世界一スキが集まる俳句集)
アーサーも円卓とせる上下なし(NNさんから)です。
そして、初心者の方にも、100文字だったらできるかも!つぶやけるかも!と思ってほしい!そんなハッシュタグです。
あのめろさんも(私がnoteやめようかなとこぼしたときに励ましたくれた・私の俳句に関する記事を読んだことも含めて素敵な大賞の句を作ったと褒めてくださる方)気に入ってくれていたので嬉しいところです。
それでは、自由に作品を楽しんでいってください!
<最後に>
最後までこの本を読んでいただきありがとうございます。
私たちの俳句、鑑賞はどうでしたか?
私たちの句集は、○○句集と名付けられました。
○○というのは、参加者一人一人の胸の内に句集に名付けたいタイトルはあるはずだから自由につけてほしいという思いからでした。
そして、
世界が丸くなっていけばいいなぁという思いもあります。
テレビの中や新聞の中、○○先生に選をしてもらった。
という俳句がたくさんあります。
それは、一人の選者とたくさんの投稿者という仕組みの俳句なのではないでしょうか。
※俳句を上手くなろうと思えば、上級者の選についていくのが早道だと思いますし、俳句と言えば、先人の方々の価値観を引き継いできたということもあると思います。
だから、私の指導者も高校生に、「そんな句を選んではいけないよ」と言っていました。笑
分かる。分かるんです。
私自身も、季語が活きていない(違う季語でもいいかもしれない)、言葉に重なりがある句を選んでいたら(見ると言わなくてもいいのに見ると言っていたり)、うーんもったいない!と思います。
あとは、たくさん句を見ていたら、こういう句は見たことあるよなー(類想類句)もあります。
けど、あなたがスキと思った気持ちは本物だと思うんです。
けれど、「俳句は座の文学」ということも一面としてあると思います。
この時代、SNSを活かして、note内にて、
みんながみんなで楽しく認め合うみんなの俳句大会(通称みん俳)が開催されました。
自由に作り。自由に褒め。
勝手に褒め合う私設賞を行う参加者も倍々に増えていきました。
一時期ギネスを目指す!という瞬間もありました。
みん俳が開催された勢いそのままに、
ネットプリント・本にしたいと走り出しました。
たくさんこけました。
それでも、なんとかこの文章にたどり着きました。
日本全国にいる愛好家の方々にとって、
私たちの俳句には、
この部分の表現がもったいないとか、季語の選び方がどうだろうかとか、
思ったことはあるかもしれません。
ただ、私たちには、座の文学として、
俳句を自由に好きと言える場所こそが、
円になる環境こそが今の世の中に必要だと思っています。
俳人がメインじゃない句集だからこそ、楽しい句も集まっていると思います。
どうか優しい目で、褒める連鎖を起こしていって欲しいです。
その会場は、noteでも、
新聞の投稿欄でも、あなたの表現媒体で構いません。
今の俳句人口、俳句の理解度等を考えると、
私は自由に好きと言える場所が必要だと信じています。
※今の俳人は、結構努力家なんです。
師匠からのダメ出しもある上で育っているのではないでしょうか。
私自身は、みんなでワイワイ句会をして育ってきた俳人です。
美味しいお菓子を食べることが出来る方々と円になって楽しく語ることが出来るかの方がずっと大事だったりします。
私自身、俳句より、一人一人の人生が輝きますように。素敵な人生になりますように。そんな思いの方が強い俳人なのかもしれません。
そして、好きってたくさん言って、
どういう理由で好きと言っているかという声をたくさん聞けば、
みんな俳句が上手くなると思います。
みんなで居心地が良い○(縁)をたくさん作っていけたら、
優しい日本の中のたくさんの居場所・認め合う集団が出来ればいいなぁと夢見て、○○句集をお届けしたいと思います。
どうか、褒める方のコミュニケーションで受け止めあって、
褒めの連鎖を起こしていきたいですね!
※今、スポーツの世界でも体罰を辞めて褒めていく。そんな活動をしている方もいますね。私はそんな活動をしたいです。
俳句が主役な世界はもう世界にたくさんあります。
だから、俳句を通して、素敵な世界を作っていくような活動をしたい。
そんな代表になりたい。そう思ってこんな文章にしました。
今、NHK俳句や角川毎日俳句、各種新聞に投稿する方が、私より俳句が上手い方はたくさんいるでしょうし、
そんな方を中心にして、日本に認め合う褒め合う円が100なり1000なり、SNSを中心に日本中で混ざりあっていろんな立場を越えて出来るなら。
その時は私の思う、この本が1万部や10万部のベストセラーですね!笑
現在のところ非売品、ネットプリントから始めています。
本になったときには、
参加者に数部返し、あるいは、
影響力を最大に発揮させるために図書館への寄付を予定しています。
研究中です。
noteをはじめ、
新聞等の投稿欄に出してくれる人、お待ちしています!
野心もありつつやっております!
素敵な世界にしていきましょう!
愛を込めて。
こんな感じです!
結構考えて書いています。
私の学力や俳句への理解度、いろいろ全力を尽くしました。
全力を尽くすからこそ、次の未来が待っているのだと思います。
仕事で自分の至らなさ、考えの足りなさをいつもかんじてしょぼんとしていますので、本当に普通の人です。。。
まずは、本にする。
ということをいったん忘れて、一つ一つのクオリティを上げていきます。そして私の6ページも含めてネットプリントとして印刷してみたいです。
※参加者の方、思いがズレて来たら、そっと撤退してくださいね。。。
(例えば、亀山先生が見たら私のガザっとした解説の文章はどう感じるだろうか・・・。
本当に、プロ俳人がみん俳、
大会に協力し続けてくださったことに感謝です!)
愛を込めて!
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