池田澄子さんの文春俳句募集・選句コメントから考えたこと (みん俳も)
いくこさんから教えてもらった募集から、
あれこれと自分なりにどう考えるか等を考えています。
まずは池田澄子さんのコメントをご覧ください。
池田澄子さん
「選句の際、私がいちばん待っているのは、「こんな句は初めて」という驚きです。こんな書き方があったのか、こんな瞬間をよくぞ俳句に、そんな小さなことに気付けるなんて、とびっくりする俳句に出合うのが愉しみなの。」
週刊文春より
ということで、
私も同じような選句をしているのかもしれないと思います。
そして、池田澄子さんのこの言葉を一つ一つ考えていきたいと思います。
「選句の際、私がいちばん待っているのは、「こんな句は初めて」という驚きです。」
おそらく、俳句に慣れた人、
句会に出たり他の方の選句をする方、
無意識のうちにでもこの選句の方法をしていると思います。
そして、続く文章。
①こんな書き方があったのか、
②こんな瞬間をよくぞ俳句に、
③そんな小さなことに気付けるなんて、
とびっくりする俳句に出合うのが愉しみなの。
と、あります。
(①などの数字は分かりやすくするために振りました。)
この言葉から、自説につながっていくのですが、
私自身の経験から、
俳句にはいろんな方法論があると分かっている上で、
なぜ私が、自分を俳句にぶつけよう。という俳句の作り方を、
note内の俳句の超初心者から初心者におすすめしているかというのは、
①こんな書き方があったのか、
②こんな瞬間をよくぞ俳句に、
③そんな小さなことに気付けるなんて、
①と、③は俳句経験が求められると考え潔く諦め、
②こんな瞬間をよくぞ俳句に、
これは、題材選び次第で初心者でも選ばれる可能性が高まると考えているからです。
「選句の際、私がいちばん待っているのは、「こんな句は初めて」という驚きです。」
選者の、この部分を狙っています。
私の うつびょうのさんぽせんにちゆきのはて の句は、
採用した題材で、
「俳人の普段見ていない句を出した」ということだと思っています。
私自身が「自称俳句中級者」と名乗る理由もここにあります。
①こんな書き方があったのか、
③そんな小さなことに気付けるなんて、
私自身、この分野で戦いたいのですが、ここは研鑽がいります。
私自身の採用率も高くないです!!
みんなの俳句大会なら、
題材のオリジナリティで勝負して、
3カ月に3句、
1年で12句の思い出の俳句を作っていくのが、
初心者の方の俳句の出会い方としてはおススメかなと思っています。
(※ちゃんと俳句を詠みたい人はこの限りではありません。
私も含め、研鑽していきましょう。)
十六夜杯で、私が好きだったのは、
という句がありました。
良い句ですね。
あとでコメント欄のやりとりでわかったのですが、事実だったみたいです。
自分の周りを見渡してみて、
「これ印象に残った出来事!」なんていうことを、
俳句にしてみてはどうでしょうか。
あなたの体験・発見・驚きが、
選ぶ方の驚きとなって選ばれるかもしれません。
私自身は、自称俳句中級者。
今回の審査員を(今現在ではちらっと)見ると、
普段から俳句の記事を書いている方、
自句を10句以上まとめた記事を書いている人を見ると、
完全にビビっています(笑)。
今回、攻めた句も出してみてもいいかな?という
審査員の方々の普段の句だったりしたので、
私の方法論。
「初心者も一緒に楽しめる大会」
やっぱり、俳句を愛する誰かが、
noteの俳句の世界のための記事を書くべきだ、書きたいと思ったので
少しは参考にしてみてくださいね。
初参加の方も全員でお待ちしております。
(※ただし私自身、
愛のあるコメント回りをしてくださる方々・俳句という文芸に敬意を表し、
全く応募者の属性については忖度しない私設賞)
という役割を行っていますので、
また、よろしくお願いします。
(連載は、noteではじめて俳句を始める人に
かなりわかりやすいまとめですよー)
この記事については、
本当にこの構成で届き切るのか、
頑張りきった推敲まではしていませんが、
池田澄子さんの俳句応募を考えている方、
役立ちそうな選句の発言を見つけたので、
この記事を有効に今夜以降に見る方がいると思い、出します。
おやすみなさい。
愛を込めて。