平飼いってな~に?
うつしの森です。
今日は鶏の生活・飼い方についてちょっと書いてみようかなと。
3種類の養鶏方式があります。
1、ケージ飼い(caged)
これは鶏が入る大きさのスペースに一羽在籍してもらい、餌とお水を与え効率よく卵を回収する方式。
2、平飼い(free cage)
小屋の中で自由に歩き回れる飼育方式。餌や水は自分で食べに行く。日向ぼっこも各自好きなタイミングで行う。寝るときは集団で止まり木に止まるか、産卵箱の上に集まる。
3、放し飼い(free range)
平飼いプラスお外のお庭付き。お外に出て好きな感じに草も虫も食べる。
ちょっと前に、アメリカのたまごパックをもらったことがあり、こういうふうに育ててますよ~ということがパックに書いてあった。
もちろんケージのものもあり、選べるという感じ。
日本はケージ飼いの方が圧倒的に多いため、とくにわざわざ書いていない=意識の外にあるかもしれない。
一個だけ、ケージ飼いについて私の個人的なことを書くと
優劣による食い負けしない、ということはあるだろう。ただ、災害には弱い。もちろん密集しているため病気罹患リスクも高いのは昨今の鳥インフルによる処分をみれば明らかである。
ちなみに、日本のケージ虐待!というので、海外事情はどうなの?と思い調べてみた。
EUではエンリッチドケージというものを使っている様である。
1羽につきケージ面積 750 ㎠(うち利用可能面積 600 ㎠)以上
全体が高20cm以上
総面積2000㎠以上。ただし利用可能面積とは、幅30cm 以上、床の傾き14%以下、高さ45cm 以上を満たす部分の面積
巣箱・敷料・止まり木(1羽につき15cm以上)の設置
600平方センチというと、20センチ×30センチ。鶏一羽ぶん、
うーん…なんか手狭ってかんじ。バタリーケージの仕切りがないバージョンみたいな、、喧嘩したら止まらなそうな気はする。
以上、今日は飼育方式について紹介しました。