ゲーム沼に落とされたちびロボというタイトル【飯もぐ日記#4】
個人的に大きなニュースが入ってきました。
「城とドラゴン」とか「ちびロボ!」の開発者さんがクラウドファンディングで資金調達して新しいモバイルゲームをリリースする!というもの。
クリエイトーイと城とドラゴンを足し合わせたようなタイトルなのかな?
両タイトルかなり遊んでたのでリリースが凄く楽しみです。
苦学生なので投資はできないけども……。
が、今回取り上げるのはそちらではなく。
「ちびロボ!」こっち。
知らない人が多いだろうけど任天堂作品です。
私の人生にめちゃくちゃ大きな影響を与えたゲームでねえ(ばあちゃん風)
せっかくの機会なので思い出話でもしたいと思います。
小学一年生、沼に引き込まれる
当時小学一年生の我が家に初めてそいつは姿を現しました。
オリジナルはゲームキューブ版ですが、当時触れたのはWii版移植の方。
元々は母親がキャラクターに惹かれて買ってきたものでしたがそんなのお構いなく占領。
ドハマりしてました。
友人が家に来ても関係なしに遊んでた(注:1人用ソフト)ので、それはそれは大きな魔力が込められたソフトだったんだと思います。
何が面白かったのか
色んなゲームを遊んだ今の自分が振り返ってもぶっちゃけよく分かりません。オーパーツすぎる。
「平凡な一般家庭で10cm程の小さなロボットが動き回って探索するゲーム」
ん~。やっぱりこう聞くと面白いとは思えないですよね。
特別なアクションがウリなわけでもないし、自分の行動によって段階的に行ける場所が増えていくのは3D箱庭ゲームなら大体そうだし……。
ただ、一つ言うなら
演出はめちゃくちゃ凝ってる
ということでしょうか。
例えばこのゲームは昼夜の概念があり、夜も出歩くことができます。
といっても家の中だし、オバケや心霊が出るわけでもないんです。
が、なーんか怖い?というか寂しい?というか……。
とにかく不思議な感覚に襲われます。
昼は固まっているおもちゃが夜になると動き出す……
という分かりやすい奇妙さの演出もあるんですが、
床の材質でいちいち変わる作りこまれた足音だったり、
人の声を加工して作ってる変な効果音だったり、
クッソ作り込まれててデカい部屋だったり、
キャラクターがとにかく気持ち悪い動きしてたり。
そういう細かな要素が集まって未知の感情を伝えてくるんですよね。
是非一度プレイしてください。損しませんよ。
キャラクターデザインや表情とかもユニークです。
とにかく印象に残ります。
ほんとにこれ企画者がどうやってプレゼンしたのか気になるなあ。
余談
すごく面白いソフトなんですが、裏事情は割と悲惨っぽかったり制作会社が行方不明(多分倒産してる?)だったりと、かなり不遇で日の目を見なかった作品でもあります。
私がゲームを作りたいと思ったのは100%この作品が源流です。
ちびロボみたいな作品作りたいな~あわよくばスキップ(開発会社の名前)に就職したいな~なんて思ってたので2020年に倒産したかもみたいなニュースが出回った時は凄く悲しかったですね。
あなたは今どこでなにをしていますか ; ;
思い出話、以上!今日のご飯はカップやきそばでした。栄養には気を付けよう。