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日々、うつろう気持ちを呟いていくオジイサンです。
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蕎麦の花咲く高原に群れ飛ぶトンボたちをひとりで眺めていた朝
なぜ空はこの写真を僕に撮らせたいと思ったのだろう?
この子が二本の足で立つことが出来るのはあと何日後になるだろう
飛行機雲を串に見立てて雲に刺し 塩と胡椒で味を整え 青いお皿に盛り付けてみる
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うつろい
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青い空 白い雲 緑の稲穂 豊かな大地 まほろばの国
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日焼けした顔が寂しく光る夏の夕暮れ
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いとおしい夏の田んぼの十八時
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ひとつひとつ渡り歩いてまたいつかここへ戻って来よう
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月と雲と樹木が楽しげに話しているように見えたのは僕も仲間に加えて欲しかったからなのかも
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もしこの雲の上で宴会を開くためなら僕はどんな犠牲だって払う
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間接的に忍び込んだ夕刻の光の中で吐き出したストレートな言葉が階段室にぼんやり響く
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無粋な建造物の王様と信じてきた電柱から怪しいオーラを感じるようになったのは何故?
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自然界には何らかの法則が働き何らかの規則性を持つ形状が生まれ そこに人は何らかの驚きを見出す
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狩の現場を撮りたいと常々思ってはいるけれど獲物を絡め取る最中の彼に出会えた経験は未だにない
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「君が紫陽花だなんて」と笑い飛ばした初対面だったのにきちんと向き合いたくなった一年ぶりの再会
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オレンジ色を見ていると自分には出来ないと思っていることでも何とかなるんじゃないかと思えてくるから不思議だ
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