大型新人の登場で己の無力さを知る
今日は柄にもなく他のユーザーさんの話をしたいと思います。
いつも僕の記事にスキをくださっている、花揺 (かゆ) さんです。
全く面識ない僕が言えた義理ではないかもしれませんが期待の大型新人だと勝手に思ってます。そしてちょっと、嫉妬してしまいました。
かける情熱の問題
まずこの方の記事を読んで思ったのが
「かけてる情熱が違うな〜」ということ。
noteという名前からかわかりませんが文章主体のエッセイみたいなものを書く人が多いこのサービスの中で、珍しく写真を多用していわゆる一般的なブログみたいなことをやっているな〜と、はじめはそれくらいにしか思っていなかったんですが、
画像や文字の編集などところどころに光る細かい努力を見て
「あ、この人は書きたいことや作りたい完成系がきちんと決まっていて、それに向かって作品を作り上げているんだ」と、顎をかきながら、物知り顔で考えてました。
基本ほとんどのことは独学、他人の力を借りず、干渉を受けないことをモットーに生きてきた僕ですが、この方の作る記事を読んでけっこう感化されてしまって、
「自分もこんな感じのスタイルにした方がいいのか?」とか、本気でちょっと思っちゃったんですよね。
そもそも僕は今のnoteを義務感でしかやっていない節があります。最初に書きたいことを概ね書いてしまったせいでそこからは割と惰性でやっていて、毎日投稿を決めたのも「このままだと書かなくなってしまう」という強迫観念に駆られての決断でした。
まあそんなわけで延々ネタ切れで、最近の記事なんてどれも同じようなことばかり書いているのは自覚してました。まずはやってみよう、積極的に取り組もう、みたいな自己啓発本のプロローグに前提として書かれるようなことを、拙い経験談を交えて希釈に希釈を重ねて書いている。
だから読んでもらえない、スキをもらえない。
画像もとりあえずフリーサイトから引っ張ってきているだけで、何の工夫もありません。これまでの自分に安住し、努力を怠る悪癖が、「頑張っている」と勝手に思い込んでいたnoteでもしっかり僕を蝕んでいました。
おもしろいことがやりたかったはずなのに
「YouTuberになってやるんだ」そう息巻いていた高校の頃の自分が脳裏をよぎります。あの頃は自分の思う面白いことを発信したくてうずうずしていました。
ところが時が経つにつれ情報を集める中で「YouTuberも大変な仕事なんだなぁ」と簡単に諦めてしまいました。こういう「僕とは違って、すごいなー」で終わらせて、自分が諦める逃げ道を作るという行為を、僕はやりがちです。
もっと言うと、調べたらわかることを他人に質問してみたり、わかんないからとそのままにしておくようなggrksな行為は、家族全体に言えることです。
昨日母親とファミレス行ったとき、「ここって24時間営業だっけ?」と聞かれて、
「いや調べろや」と言いかけたけどやめました。マップを検索して23時に閉まると言って、ちょっと蔑んだ目で見てみましたが母は気づきませんでした。
言い訳ですが、遺伝あるいは生活環境から生まれたものなんでしょうね。
一旦諦めたYouTubeでしたが「YouTubeドリーム」と称されるほどの金回りの良さを聞いてもう一度挑戦を決意しかけます。しかしやりたい理由は楽しいことの発信のためではなくて「お金をもらうため」に変わってしまいました。
お金を最終目標にすると途端にやる気がなくなりました。初期には登録者もおらず広告収入が入らないことを知って、その時期が乗り越えられるか不安になります。だからこのnoteに逃げてきて、「お金はいただきません」と宣言したのかもしれません。また逃げ道を歩いています。
noteをはじめて周りの雰囲気に飲まれて、今度は小説を書こうと言い出しました。小説なんて大して読んだこともないのに。おもしろを簡単に取っ払って、文学性だけで食っていこうとし始めました。
そんな中で花揺さんの記事を見ました。全力でおもしろいことをやろうとしている感じが、僕にはすごく輝いて見えました。
そして、しっかりおもしろい。これ大事ですね。
小説を書くために始めたとか、曲を作りたいとか、いろんな言葉を並べて夢追い人を演じていますが、結局のところ僕はただの金追い人だったのだと、自分の深層心理に気づいてしまった瞬間でもありました。
金のためにやるんじゃなくて、「楽しいからやる」に昇華できないと続かないし、やっていて昂りがない。これは当たり前のことです。
おもしろい人に、なろうとしてみる
やっていて楽しいのは、文学を書くことよりおもしろを追求することです。だからクソ真面目にひょうきんを演じてみないとと思ってしまったようです。
とりあえず感化されてしまったので、おもしろに貪欲に記事を書いてみようと思います。それに固執せずとも自分の挑戦など向上心のある前向きな記事を書いた方がいいなと。死んだ魚のような目で書いてる記事が僕にはたくさんありますので。
垢バレしてるのは若干のネックですが信頼できる筋にしか教えてないし、まあいいかな。それなりにリテラシーは考えながら、少しずつ模索。
と思ったら、おんなじようなことを1ヶ月前にも書いてました。
人って成長しないねぇ。
自分が嫌いになったので、今日は終わり。
追記: そうだそういや花揺さんに感化されて昨日の夜眠い目こすりながらマガジン作ったんだった。書くの忘れてました。よかったらみてってください。